宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-542    仮谷さん拉致事件のつづき

 
 菊地直子の事件 東京都の爆発物事件とは
 
 1995年頃、菊地直子は、御茶ノ水の調査会社で、「天皇を殺した」と社内の人に吹聴していた。この辺りから、「A元体制」が出来たようだが、天皇を殺した、の意味はわかっていなかった。
 しかし、東京都の爆発物爆破事件で、裁判になったが、
①本物の菊地直子が出廷しないため
②やった、という証拠がないため
一旦無罪になっている。
 しかし、この菊地直子の「天皇を殺した」という言葉に当てはまるのが、東京都の爆発物爆破事件であると思われる。
 当時の東京都の知事(1995年5月)は、青島幸男である。青島は、天皇と同一人物である。
 爆発物を開梱した職員は、爆弾を受けて指がなくなってしまう、という被害に遭っているが、この開梱した職員が、青島本人だったのではないだろうか。
 青島に傷害を負わせたことを「天皇を殺した」と言っていたのではないだろうか。
 さらに、この事件が起きる前の地下鉄サリン事件の時に、同一人物の大内早苗が「天皇から2000万円もらった」という内容のことが言われている。
 地下鉄サリン事件の時に2000万円の金をくれた天皇を、3カ月後には、「殺して」いたのだ。
 これはどういうことなのだろう。
 地下鉄サリン事件の時、天皇は2000万円払ってオウムにそれを頼んだが、まさか、警察がオウムを家宅捜索したり金塊を押収したり、大規模捜査をするとは思わなかったので、それに抗議した形で爆弾を送りつけた(警視庁は東京都なので)、などという想像も出てくるが、実際のところ、何故、一転したのかの理由は不明だ。
 しかし、菊地直子はⅰ原慎太郎と同一人物だが、ⅰ原は、この爆破事件があった後で、都知事になる前から「俺は東京都を支配している」というようなことを吹聴し出していた。さらに、この頃、急に国会議員を辞職している。この辞職は、東京都知事になるための準備だった、ということも考えられるし、国会議員だと、変なこと(東京都に爆弾を送りつけていた)をしているとバレてしまうから、という焦りもあったのではないだろうか。
 
 大塚という人物
 
 麻原彰晃と同一人物のビン・ラディン師が、サウジアラビアの王室の息子を殺害していた、という説が以前からあったのだが、この殺害された人物が、本栖湖に埋められていたことがわかった。
 本栖湖といえば、オウムが仮谷清志の遺体遺棄場所として供述していた場所だが、これが仮谷清志に仕立て上げられて殺害された人物だろうか。
 当初、警察が言っていた仮谷清志は、実は、このサウジアラビアの王室の息子と仕事上のペアを組んでいた人物で、サウジの王室の息子が仮谷清志というわけではない。
 しかし、仮谷清志は、オウム信者で幹部であるので、仮谷清志をかばうために、別の身近にいる人物を殺害して、それを仮谷清志といっていた可能性もある。
 このサウジの王室の息子は、銀座の広告代理店でコピーライターをしていた大塚さんという人物だが、おせっかいなところもあり、目黒公証役場で、麻原と妻の離婚調停に関する財産分与のことで口を出し、前から知人だった大塚さんを、サウジの王室の息子で資産を持っている、と見抜き、拉致、殺人のターゲットにした、としても不思議ではない。
 大塚さんは、世田谷区に自宅があったと思われ、新橋駅を利用して銀座の会社まで通勤していた。
 その大塚さんの自宅には、ペアのデザイナーも同居していたらしく、近くの洋品店は、二人のうちどちらかがデザイナーをしていたブランドを扱っている店だという。
 
 大塚さんが仮谷清志だとしたら
 
 大塚さんが仮谷さんだとしたら、仕事上のペアだった人物や、水道橋の会社関係者は、この大塚さんを拉致して殺害していたグループで、時になりすましたり、自分が仮谷清志だと言ってかばってもらおうとしていた、ということになる。
 大塚さんは、俳優の石田純一と同一人物で、石田の実家は目黒にあるので、目黒公証役場にいることもあるかも知れない。
 石田純一と元妻の松原千明とその子供たちは、2000年の宮沢一家殺人で一家全員殺害されていたと思われ、仮谷拉致事件が仮谷拉致殺人事件に切り替わったのも、この頃からなのだろう。
 しかし、本富士が知っていた、という仮谷清志は、大塚さんの広告の仕事上のペアだった深沢さんという人物であるので、何らかのなりすましや入れ替えがあったとも考えられる。
 
 仮谷拉致事件の真相とは
 
  仮谷さんとして死亡した人物が、大塚さんだとしたら、仮谷拉致事件の真相は下記のような内容ではないだろうか。
早川紀代秀扮する荒木さんが、オバマ(この人物が仮谷実?)の手をカッターで切ったら、警察が動いたので、早川が拉致され、そのうち、早川の恋人だった大塚さんにそれがなすりつけられ、大塚さんが殺害されてしまった、という内容だ。
 大塚さんと同一人物の俳優が、この当時から早川と同一人物の女性と交際していて、それが不倫関係と言われたのは、この事件に大塚さんが巻き込まれて
しまったからだろうか。
 広告調査会社の伊藤さん(大塚さんの仕事のペアの名前は深沢)というのは、オバマと同一人物者で、この頃、仲の良い大塚さんが仮谷さんとしてオウムにストーカーされていたので、実である伊藤さんも被害を被っていた。しかし、伊藤さんはこの頃、妊娠中でもあり、体調が悪かったのはそのせいだ。
 この子供は、もしかたら、大塚さんと伊藤さんの子供だったが、それをよその家(文京区本郷)の子ということにして育てることになった。
 これは、文京区本郷を管轄している本富士警察署の気を引くためだ。文京区の管轄なのに、目黒区の事件を主導して扱っているのは少し不自然だ。
 オウムの指名手配犯が指名手配されたのは、1995年11月だが、これは、伊藤さんと大塚さんの子ができた時期と一致する。 
 大塚さんは、もともと、仮谷清志と名乗って目黒公証役場に出入りしていて、オウム(早川)に手を切られたのが仮谷実(オバマ)の方だが、それをごっちゃにして仮谷清志拉致事件とした。伊藤さんの子供の父親であり、早川の恋人でもあったので、仮谷清志の方の名前が事件として採用された、ということではないだろうか。
 文京区本郷の家は、伊藤さんや大塚さんに関係ないのだが、この「事件」という意味で重要な子供を育てさせるのに使われてしまった。