宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 38-104    八王子大和田スーパー殺人事件のつづき

 
 Ⅰ垣さんは生きている
 
 Ⅰ垣さんは、生きているようだ。
 Ⅰ垣さんは、1990年代初め頃から文京区のスナックで働いていて「今度八王子に行く」と言い、文京区のスナックを辞めている。
 Ⅰ垣さんは、演歌歌手K(国松長官狙撃事件の小杉巡査長、S官房長官)と同一人物であると思われる。
 
 殺害された女子高生の中に、地下鉄サリン事件の被害者であった女性がいると言われ、この女性がA谷会長だろうか。
 A谷会長は、写真資料が乏しいので、正体が掴みにくい難点がある。
 
 
 A谷会長は、国会の参考人招致に出ている。この時のA谷会長をしていた人物は、替え玉なのではないだろうか。
 Ⅰ垣さんと同一人物の女性は、S学会員であることがわかっている。 
 
 演歌歌手Kは、稲川会の清田次郎と同一人物である。
 稲川会の会長がいたために、スーパーで銃撃事件が起こったのだろうか。
 一方、S学会は、山口組というイメージがある。
 
 稲川会会長が助かり、山口組の二人が銃殺されたとしたら、稲川会の謀略ということも考えられる。
 いずれにしても、三人共S学会員である可能性もあるので、宗教としては仲間だが、暴力団としては仲間ではない、というような関係かも知れない。
 
 A谷会長では困ったのか
 
 S学会の会長と任期は、下記である。
 
 初代    牧口 1930年~1944年
 二代目   戸田 1951年~1958年
 三代目   池田 1967年~1979年
 四代目   北条  1979年~1981年
 五代目   秋谷  1981年~2006年
 六代目   原田  2006年~
 
である。 
 
 S学会は、昔、選挙不正疑惑や暴力事件などを起こしていたことがある。しかし、A谷会長が会長に就任してから、昔ほど、起きなくなったか表ざたにならなくなっているようだ。
 オウム事件から発展した、Ⅰ田大作の証人喚問が問題になり、Ⅰ田らが「昔よりイメージが変わってきたからこんなに簡単に呼ばれるようになったのだ、それはA谷のせいだ」などと思い、Ⅰ田が証人として呼ばれることをA谷のせいにした、ということも考えられる。
 そこで、A谷会長が働いている、スーパーに、強盗のフリをして入り、A谷殺害の目的を遂げたのではないだろうか。
 あえて、女子高生を銃撃したのは、A谷会長が女子高生に扮していたからではないだろうか。
 
 Ⅰ田大作は、この店の店長と同一人物である。
 
 Ⅰ垣は、前述のように、パプの従業員などに、生命保険をかけるなどして店内の治安を乱していたと思われる。こういうことをする人がいると、会社の中の雰囲気が悪くなり、客もつかなくなる。
 店は経営難だったのではないだろうか。
 その経営難であることをどうにかするために、パブの店長などが、Ⅰ垣が働いているスーパーの金を盗んでパブの埋め合わせをする、というような設定で、強盗に入ったフリをしたのではないだろうか。
 この事件の銃撃犯と、Ⅰ垣とは別人であったら、犯人(中村)との接点が必要になってくる。スーパーの従業員はもちろん三人だけではなく、他にも十数人かそれ以上の従業員が必要である。その中に、店長(Ⅰ田大作)に借金をしていたとか、世話になっていたなどの人物などがいたとしたも不思議ではない。それが中村だった、という可能性もないわけではないだろう。
 
 真の狙いはA谷会長で、清田はわざと一緒に働いていた
 
 Ⅰ田大作は、山口組の司忍と同一人物である。
 Ⅰ田大作の狙いは、A谷会長だったが、A谷会長だけを狙うと意図がバレてしまうので、稲川会の会長の清田(Ⅰ垣さん)が一緒にシフトに入っている時を狙って事件を起こしたのではないだろうか。
 Ⅰ田で店長が司忍だったので、稲川会との暴力団の抗争に見せかけようとして銃を使用し、銃殺事件を起こしたが、本当の標的は、A谷会長とその妻か娘だった、ということになる。
 
 中村泰は、内部犯?
 
 中村泰というスナイパーは、写真をみると、平田信かA倍晋三に似ている。
 事件の手配書などを見ると、不審な車や通行人などは見つかっておらず、内部犯行であった可能性もある。
 例えば、意外と女子高生が銃を所持している中村泰で、標的はA谷会長だったすると、参考人招致に出廷した秋谷は上裕であることから、上裕と同一人物者の前田が標的だったことになり、犯人から除外される。
 次に、Ⅰ垣か矢吹のどちらかが犯人ということになるが、犯人の中村は金庫や現金輸送車などを狙っているし、経理に詳しい人物である可能性があるので、犯人は、平田信(オウムの金庫番石井久子)があやしい。Ⅰ垣は、清田であると思われ、Ⅰ田大作を証人喚問から阻止するために、財務係の中村泰(石井久子)が、内部から前田さんに銃撃し、金庫も至近距離から撃ったとして、その後小料理屋で待ち合わせをしていたとすれば、用意周到だし、役割も何となく一致してくる。
 二人のうちどちらかの女子高生は、地下鉄サリン事件の通報者だと言われている。
 当時、都内ではオウム真理教は全く知られていなかったことから、オウム信者の内部通報である可能性がある。
 つまり、本当の女子高生ではなく、女子高生のフリをしていた大人のオウム信者でしかも内部情報に詳しい人物ということになる。
 だから、銃を所持していたとしたも、不思議なことではないだろう。
 
 Ⅰ垣と同一人物者
 
 Ⅰ垣と同一人物者は、福岡県の旧誠道会の会長と同一人物だが、この暴力団は、街中で市民に流れ弾を当てるなどという事件を起こしている。
 一般市民に向けた銃犯罪の前科があるということになる。
 
 中村がA倍晋三なら、Ⅰ垣はS官房長官(首相の女房役)と同一人物である。
 全く知らない同士ということは考えにくい。女房役は、それなりに付き合いがなければ抜擢されても動きようもない。
 
 小杉が依頼した
 
 こういう情報がある。
 
 Ⅰ垣と中村と同一人物者は昔からのつきあいがあり、Ⅰ垣が中村にスーパーで銃撃事件を起こすよう、依頼したというのだ。
 実は、国松長官狙撃事件の時にも、Ⅰ垣は、中村にヒットマンを依頼し、その時は300万円の金を中村に払っているという。しかし、スーパー殺人では、中村がスカイヤーズビンガムの線条痕のことを警察に知られたので、Ⅰ垣が中村に「線条痕って何だ」と聞き、金額が大幅に減り60万円しかもらえなかったのだという。
 つまり、国松長官狙撃の時も、スーパー殺人の時も、Ⅰ垣(清田次郎)が、中村泰に実行犯を依頼し、金を払っていたというのだ。
 Ⅰ垣は、国松長官狙撃事件の時、国松の予定をオウムに教えた、本富士警察署の小杉巡査長と同一人物で、小杉が金を払ったということは、首謀者が小杉だった可能性がある。麻原や早川の他に、命令する者がいたことになる。小杉は、その他、オウムの二ノ宮という信者と同一人物である。
 小杉の思惑としては、小杉の勤務していた本富士警察署の主張が国松長官だったので、日ごろの恨みからオウム捜査に対する不満などが考えられるが、本富士の専門である治安を支配したい小杉が、警察庁長官を狙撃することにより、警察庁の職権や治安の支配を奪いたかったという動機が考えられる。
 一方、八王子の場合、S学会のお膝元で、昔、新実がⅠ田大作襲撃事件を起こして失敗しているので、そこからⅠ田大作の証人喚問話が出てきたのかも知れないし、オウムとS学会の関係を知られるのが困ったのだ。
 
 銃撃犯
 
 Ⅰ垣は、依頼者なので銃撃犯ではない。
 だったら、被害者三人の中に、銃撃犯が一人いるか、外部から、ということになる。
 例えば、矢吹さんが中村泰で、前田さんがⅠ田大作で、Ⅰ垣が小杉としたら、矢吹が銃撃犯で、至近距離から撃ったことになる。
 外部犯の場合は、ドアを開けて至近距離から発砲したことになるが、その時間帯や直近で不審な車は目撃されていず、犯人が逃げ出した形跡も不明だ。
 
例えば、
 
Ⅰ垣→小杉巡査長。「私は天皇だ」と八王子警察署に言い、事実上の捜査妨害をした人物。
前田→Ⅰ田大作で店長。
矢吹→中村泰。石川公一平田信と同一人物。銃撃犯。小杉から金と銃をもらって、事件を起こした。
 
ということになる。
 
 犯人が外部から来て、何発か発砲し銃撃した後、急いで外に出て逃走したと考えると、車の存在は不可欠である。しかし、当日も直近も不審な車は目撃されず、徒歩で逃走したとしたら、当日、祭りをしているので、逃げるところを見た目撃者もいるはずである。犯人は、内部だからこそ、直近で下見をしていた不審人物も目撃されなかったのだ 。
 しかも、被害者に似た高校生二人は最近、都内で目撃されている。
高校の同級生には、「私たちは生きていることにしておいてくれ」などと、頼んでいたフシもある。
 
 中村泰はやはりA倍晋三
 
 中村泰はやはりA倍晋三であることがわかった。
 A倍晋三の父の晋太郎が男で、晋三は女である。
 晋太郎は自分の目的を遂行するために女になりすますことが多いが、結婚相手が子供が生まれないことに不審感を抱くと困るので、晋三を使い子を産ませていた、という関係である。
 この二人は、実の親子である可能性が高い。
 そして、晋三の方が石井久子であり、父親の晋太郎の方は斉藤明美で菊池直子であるようだ。
 麻原からS価学会のA谷会長をやるように命令されるなどし、実行したのが石井久子だったことになる。
 
 写真から見る被害者
 
 被害者の写真を見ると、下記のようになる。
 
 I垣(I垣に写真は二通りあり二人いる)・・・・一人はK池百合子、もう一人は演歌歌手K、天皇、清田次郎
 前田さん・・・演歌歌手M(I田大作→I田大作は二人以上いてその中の一人がI原慎太郎)
 矢吹さん・・・斉藤明美、菊池直子(歌手のS倉千代子)
 第一発見者(I垣の知人)・・・高橋克也(イエスキリスト)
 
 写真なし
 女将・・・K池百合子?
 
 I垣は二人の人物が扮していた可能性があり、女将であるはずのK池百合子が、最初は現場に被害者としていたが、そのうち警察に女将を捜されたので、現場から離れ女将になり、その後、もう一人がI垣に扮したということが考えられる。しかし、I垣の写真はぼやけており、誰と判明するのが難しい。
 しかし、死んだはずの人物が現場で生き返るとなると、警察の目を誤魔化す必要があり、考えにくい。最初から、天皇が扮していたと考える方が自然だろう。
 K池と天皇の関係は、K池が皇后であり夫婦である。天皇がK池に見えるよう思ったとすれば、誰かに伝わるということもあるだろう。
 
 犯人の石井久子で中村泰は、被害者の中に見当たらず、やはり外部から来たものと考えられる。
 この事件で死亡した中に、I田大作がいるが、実際には死んでいない。 
 都内で、矢吹さんと前田さんが見かけられているが、矢吹さんに扮していたのは天皇だが、前田さんは、もう一人の上裕で高橋克也が扮していたようだ。
 高橋克也は第一発見者(知人)なのに、前田さんが生きていると見せかける工作をしている。
 
 A谷会長
 
 A谷会長は、写真から、I原慎太郎が扮しているようにも見える。
 もし、A谷がI原なら、前田さんと同一人物のI田大作が、一部、I原慎太郎と同一人物なので、このこと(前田さん)のことを言っている可能性がある。
 前田さんの写真はI田大作だが、当日前田さんをしていたのはA谷の方である、という説もある。
 この場合、本来なら、I垣さん同様に、前田さんの写真も二通り出す必要もあるかと思うが、出ていないところを見ると、首謀者の狙いがA谷会長とS価学会だった可能性もある。