宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-572    仮谷さん拉致事件のつづき

 
 逮捕された菊池直子はニセモノ
 
 2015年11月に、菊池直子の裁判が行われ無罪判決が出たが、この裁判に出廷した菊池直子も、逮捕された菊池直子も別人であることがわかった。
 逮捕された菊池直子は、警察官に「お前が菊池直子か」と尋ねられ「そうです」と答えた女だが、この女は、林郁夫であり、菊池直子ではない。
 何故、そういう風に言ったかというと、菊池直子かどうかを尋ねた警察官が、麻原彰晃と同一人物者で、林郁夫に心理的に優越を持っていた人物だったのだ。菊池直子かどうかを尋ねる過程で、何か知っている情報で脅迫をした、ということも考えられる。
 実際、逮捕された菊池の顔と、指名手配の写真の菊池は、全く違く、菊池直子の特徴である「大きな顔」が、逮捕された直後に撮影された写真からは伺えない。むしろ、小顔といえ、体格もガリガリに痩せていた。指名手配の逃走で、とてもいい思いをしていたようにも思えず、どこが菊池直子なんだ、とニュースを見た人の多くが思ったことだろう。
 裁判にしても、おかしなことが多い。
 ニセモノの菊池直子が逮捕され、裁判に出廷したことにより、本物の菊池直子が別の信者を名乗り証言者として裁判に出て、菊池直子の無罪を証明している、という、おかしな様相を呈している。
 本物の菊池直子と同一人物者は、新実智光中川智正である。新実は、前の裁判で「全く反省していない」と言い放っていて、世の中を馬鹿にしている態度がありありだ。
 その、新実と中川の証言を、別の証言者の証言を退けて、採用している。
 菊池直子の裁判においても、世の中を馬鹿にした態度で臨んでいて、「どうせ自分のことを菊池直子だと知る人がいないので、ウソを証言してもいいだろう」と思い、別の証言者の証言に真っ向から対立し、菊池はそんなことをしていない、と言い張り、一人対二人で、菊池直子と同一人物者の二人(新実と中川)の証言が採用されてしまっている。
 菊池直子の裁判の証言を、菊池直子自身が「そうではない」と証言し、それが採用されている、異様な状態なのだ。
 もし、裁判でウソを証言していたら、冒頭の宣誓をしていれば、偽証罪が適用されるという類のもので、皆が知らないことにつけ込んで、やりたい放題の裁判だったということになる。
 そして、何故か検察もそのことに異を唱えなかったのである。