何故、上祐と平田が犯人として疑われるのか
大和田スーパー殺人で使用された銃は、スカイヤーズ・ビンガムというフィリピンのコルト社製のものだ。一方、大和田スーパー殺人事件の犯人は、1995年3月に起きた国松長官狙撃事件の実行犯の一人だと言われている。
国松長官狙撃事件で使用された銃は、コルト・バイソン357マグナムという銃で、これもコルト社製のものである。
国松長官狙撃事件(宝財探偵所の迷宮事件 国松長官狙撃事件2008年12月29日参照)は、実行犯は二つのグループに分かれて、車両に乗っていた飯田エリ子の「今だ」という合図の後、車両に乗っていた銃撃犯と、自転車に乗っていた銃撃犯の二人が、歩いている国松長官を狙撃した。
飯田エリ子と同じ車両に乗っていた銃撃犯は、上祐史浩で、自転車に乗っていたのは林泰男である。林泰男は、平田信と同一人物だ。
国松長官狙撃の実行犯は、上祐史浩と平田信ということになる。そし、合図を言った飯田エリ子が、麻原彰晃と同一人物者である。
大和田スーパー事件の実行犯は、麻原彰晃であると思われるが、麻原は飯田エリ子と同一人物で、国松長官狙撃事件の実行犯の一味である。
国松長官を狙撃した人物は、上祐史浩と平田信なので、同じ製造会社の銃を使用した上祐と平田が、スーパー殺人でも疑われているのだ。
中村は、赤軍派の岡本武
スカイヤーズ・ビンガムを使用して、名古屋の現金輸送車を襲撃した中村は、赤軍派ら(よど号グループ)の岡本武と同一人物である。
赤軍派らは、M作戦(PBM作戦の中のM作戦が銀行強盗だった)と称して、銀行強盗を何度も行なっていたという。
岡本武は、他の赤軍派らによる供述か証言で、死んだといわれていたが、実は死んだことは確認されていない。
赤軍派らは、武装集団で、どこかの国の軍の一部の人間たちだろう。
岡本の弟の公三という日本赤軍3人が、1972年に、イスラエルのテルアビブ空港でテロ事件を起こしているが、これは、パレスチナとイスラエルの対立の中で、イスラエル空港でパレスチナ人がテロ事件を起こしたと見せかけて、実はイスラエル人がパレスチナ人の犯行であると偽装したテロ事件であると思われるが、犯人らは、日本人名を名乗っており、日本政府が謝罪するという事態になった。これは、政府の誰かが、赤軍派らのメンバーで、日本人の犯行にも見せかけるために、わざと容易に謝罪したものと考えられる。イスラエルと日本の対立は、この事件が表立ったきっかけとなっていると思われる。
国松長官狙撃事件で、国松の情報をオウムに教えたとされる小杉巡査長は、イスラエル人であるといわれている。
小杉も当初、国松長官狙撃の実行犯として名前が挙がったが、実行犯ではないとして、異動処分を受けたのみとなった。
この小杉が斉藤明美ではないかと思われる。
コルト社は、アメリカの会社で、フィリピンは支店のようなものだろう。米軍とイスラエルは密着していて、イスラエルの過激派(軍)がコルト社とつながりがあっても不思議ではない。
フィリピンは、スペイン→アメリカの順で植民地になっており、最近までアメリカ軍が駐留していた。しかし、1990年代の前半に起きた火山噴火や地震により、米軍は撤退した、ということだが、ゲリラ戦などで(フィリピンはゲリラやテロが多い)残った米軍(NAS)・イスラエル軍が過激活動を行なっているのだろう。
事件と中国の関係
この事件では、事件に関係した人物が中国の服役囚だったということで、中国の名前が挙がっている。
中国と事件とはどのような関係があるのだろう。
中村泰は、実は、中国の人民解放軍の総参謀長で装備部部長だった、陳○徳と同一人物である(○は、火偏に丙)。
つまり、中村は、中国の軍を指揮する立場にある人物だ。
中村を逮捕しようとすると、中国の軍が邪魔してきていたのだろう。
中村の暴力団
スカイヤーズビンガムを使用している暴力団が弘道会か稲川会ではないかと言われている。
愛知県出身の警察庁長官は「弘道会を潰す」と言って、弘道会と警察がやりあっていたという。
弘道会は名古屋を拠点とした暴力団で、中村泰は、名古屋の銀行の現金輸送車を襲撃している。
弘道会の組長の高山清司は、平田信と同一人物者で、平田は国松長官狙撃事件の実行犯の一人だ。
また、国松事件のもう一人の実行犯の上祐史浩は、稲川会五代目の清田次郎と同一人物である。
また、中村泰は、稲川会の三代目の稲川裕鉱と同一人物である。三代目の就任期間は、1990年~2005年までだ。事件のあった頃、中村は稲川会の会長をしていた。
稲川会での三人の関係は、このようなことがある。
四代目の角田吉男の後見人が、高山清司会と清田次郎だった。角田は、裕鉱と同一人物だ。つまり、中村の後見人を平田と上祐がしていたという関係だ。