宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 128    天皇陛下殺人事件

 会社社長は、正田英三郎氏か兄の正田建次郎氏ということも考えられる。
 実は、文京区にあったSという会社が、1998年頃から、日清の肩を持つ会社・そうでない会社を調べ上げ、パソコンに入力していたことがあったのだ。そして、この会社では、取引先の東京大学から「人体実験に使う献体でもあればな」と事実上、人体実験する献体を用意してくれ、と東大から頼まれていたのだ。
 近所の噂では、Sが500人の人を殺した、など言われていた。それはもちろん人体実験で、である。
 
 佐賀一丁目会社社長殺人は、1997年4月。Sが人体実験用の献体を探していたのが1998年頃。時期もピッタリ一致する。
 
 つまり、こういう推測が成り立つ。
 1997年4月に、佐賀町に会社のあった正田英三郎氏かその兄の建次郎氏を殺害し(あるいは両方)、その一族を人体実験の献体に使うために殺害し、(人体実験と殺害の前後は微妙)それを東京大学は「天皇の病気の治療のため」と称して、だから正田家の人でいいのだ、と思っていた可能性もあるのだ。
 
 皇后美智子の実家は、一般企業であり、天皇家で初の民間人との結婚といって当時騒がれていた。
 日本の企業は、正田家をリーダーとして経済秩序を築いていた。しかし、その正田家の一族が次々と行方不明になったことで、日本の経済が少しづつ破綻し始めたのだ。これが1998年頃からのことであり、長銀の破綻などもそれと関係があるかも知れない。
 日本の人たちは、いったい何が起きたのかわからないが、どんどん自分たちの築いていたものが失われていく感覚にさいなまれていた。
 天皇が死んだわけではないし、皇后も生きている、じゃあ、いったい何が起きたのだ、と思っていた。
 しかし、天皇の妻である皇后の実家の一族が殺害されたり、その周囲にいた人たちやついている人たちが悪魔の手に堕ちていたのだ。

 Sという会社は、オウム信者がたくさん働いている会社で、東大や大学などと取引が多い。
 オウムの中には医師もいて、実はこの宗教団体は医療に関係している集団かも知れないのだ。
 日本経済社会の象徴である人々を殺害し人体実験に使い、自分たちの医療技術の進歩に使う。これがオウム真理教の知られていない一面かも知れない。