宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 番外編-3    口蹄疫事件


 エサも産地を偽装?

 宮崎県では産地を偽装したうなぎが売られていたことで、ニュースになっていたことがある。 
 口蹄疫の問題でも、家畜に与えるエサの産地が偽装されていたということはないのだろうか。
 例えば、本当は中国や韓国産なのに、表示が国産となっていた場合である(宮崎県が何故産地を偽装するのか不明)。
 宮崎県のエサ業者は、外国産のエサを国内産であると偽って販売し、そのエサに感染菌が付着していたと考えることもできる。
 宮崎や他の県の業者も同一の業者からエサを買っていたとして、そのエサ業者が平田信のあっせんする業者だったのだろうか。
 
 糖分から劇薬?ストローの中 種主が感染源か

 精液を冷凍保存するが、その精液の提供家畜が感染していた場合、受精されるメスの家畜が感染するだろう。その場合の被害は、一度に広がり多大である。そして、その仔豚や仔牛も感染しているだろう。
 もとになるオスの種牛や種豚は、誰がセレクトするのかわからないが、韓国で発症した家畜が輸入されてくる場合があり、それを種主としていることも考えられる。
 
 オスの種主は、県の事業団や民間が、種牛(豚)センターと呼ばれる場所に集められ、精液ストローを使用し冷凍保存する。その際に、糖分や卵の黄味を混ぜることにより、精子の細胞を守り冷凍する。
 精液を冷凍保存すれば、種主を移動させることなく、冷凍保存させたストローを運ぶだけで済む。
 いい種主がいれば、海外からも運ぶことが可能である。
 
 ところで、宮崎県の場合、家畜の管理は県の主導で行われていて、種主をセレクトしているのは、県であると思われる。
 宮崎県では、韓国が危ない、などと噂が出ていたこともあったという。
 鹿児島の場合は民間主導である。

 口蹄疫が感染するとしたら、これらのものが考えられる。 
 ・エサ
 ・種家畜
 ・精子に混ぜる糖分
 ・精子に混ぜる卵の黄身
 ・家畜場などにある稲わら
 ・何者(平田?)かが故意に持ち込んだ
 
 2010年は、口蹄疫の大流行年である。

 卵の黄身について

 種家畜の精子を冷凍保存するのに、卵の黄身を使用する。精子の細胞を守るためである。
 鶏はインフルエンザが流行し、鶏インフルエンザが豚にうつる、という仮説がある。鶏と同じ池で水を飲む豚がインフルエンザがうつり、それが変化して口蹄疫になるという仮説である。
 家畜の精子を卵で守るのは、病気の伝染の危険性はないのだろうか。
 
 糖分について

 北朝鮮は、砂糖の原料が採取できず、砂糖が自給自足できない。
 2000年に発症した口蹄疫の地域は、北朝鮮に近い38度線の境界線にある牧場である。
 精子の冷凍保存に使用される糖分の中に、アミノメタンという物質が含まれており、この物質は、日本で毒物劇物に指定されている。
 この毒物の混じった精子を、メスの家畜の尻につけて受精を行うが、毒物が混入されていること、メスの家畜の尻に傷などがあった場合、子宮内に毒が入るし、傷から血液中に毒物が回り、ガンになる危険性がある。
 糖分の中には、微量の抗生物質が含まれていて、梅毒にかかっている場合、抗生物質の投与をすると、発疹や水庖が出ることがあるが、治療経過なので投与をやめてはならないとある。
 この抗生物質が、冷凍保存する際の細菌の出方を抑えるためのものなのか、感染治療のためなのか疑問である。


 エサ業者は三笠フーズだった?
 
 宮崎県の酪農業者が仕入れていたエサ業者は、大阪に本社があった、汚染米事件で有名な三笠フーズであるという説もある。
 三笠フーズは数年前に、農薬メタミドホスやアセタミプルドが残留していた米や、発ガン性のあるカビからできた毒のアフラトキシンを含んだ米を事故米として仕入れ、酒類メーカーや菓子メーカーに転売していたことが発覚した。2008年9月には、農水相が辞任していた。その前の松岡農水相は、国会事務所内で自殺をしている。
 この業者がもし、宮崎県の酪農家にエサを販売していた業者だとすると(名前は変わっているかも知れない)汚染された穀類などを家畜に食べさせていた可能性がある。
 農水相は、そのことを知って辞任したか、自殺していたのかも知れない。
 三笠フーズが販売していた米は、ベトナム産の米で、発ガン性のアフラトキシンは肝臓ガンを発症する危険性がある。
 三笠フーズは、宮崎商店※という会社と合併している経緯があり、この宮崎商店という会社が、宮崎県と何らかの関係があった可能性もある。
 H山首相は、松岡という名前を別の場所で使っていて、松岡農水相はH山首相と同一人物かも知れない。