宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 番外編-4    口蹄疫事件


 三笠フーズの事件が明るみになってから、テロのやり方がオウムに似ているなどと言われていた。
 三笠フーズの取引先には、飼料会社やファーム、サイロなどという名前の会社がある。汚染米を納入していた会社で商社のI藤忠という会社があり、ここが三笠フーズの大きな取引先になっているが、I藤忠は、飼料も取り扱っている。
 三笠フーズの取引先の中には、酒、菓子の他、寿司屋などもあり、日本酒、米、酪農(飼料)、寿司など、日本の食生活に密着しているものが多い。
 また、汚染米事件当時の三笠フーズの県別取引先というものには、宮崎県が群を抜いてトップであり、その後、鹿児島県、福岡県、熊本県、大阪と続く。これは、口蹄疫の発症した県の順位とほとんど同じである。

 三笠フーズの取引先の中にIファームという会社があり、ここでは、鶏卵業者の飼料(I藤忠商事が中に入っている)を販売している。福岡に支店がある。

 やはり、口蹄疫の発症は、エサが原因である可能性が高くなってきた。家畜のエサは、稲付きの米であったり、米であったりすると思われるが、三笠フーズベトナム産の汚染米を飼料としてI藤忠飼料に販売し、I藤忠飼料は、宮崎県などの酪農家に販売していたとすると、エサを食べた家畜が病気になり、種家畜から、メス家畜※、子供家畜へと遺伝したと考えられる。

 ※ブランドや良い豚や牛を生産するため、種家畜の精液を冷凍保存して運び、遠くのメス家畜に種家畜の子を産ませる。

 三笠フーズと取引のあった飼料会社に、IファームやM坂ファームという会社があるが、これらの会社はすべてI藤忠のグループ企業である。
 I藤忠商事は、I藤忠商事が輸入に関わった牛肉に危険部位が入っていたとして問題になったこともある。
 I藤忠商事は、全ての家畜の伝染病に名前の出てきている会社でもある。
 しかも、総合商社として大手であり(アメリカでは商社の中で最大手)、米、油など食料品のすべてを扱っている。取引先も、コンビニや大手牛丼チェーンなど、誰もが知っているような店やチェーン店に商品を販売している。I藤忠飼料では、牛や豚のエサなどの他、鶏や魚などのエサも扱っている。
 
 M坂ファームという飼料会社がグループ企業にあり、本社は三重県だが、松坂牛のエサを販売している会社であると思われ、神戸に牧場のあるKという高橋克也の牧場も取引先である可能性がある。

 国や県がエサ業者から金をもらっていた?

 宮崎の酪農業者は、エサの仕入れについて、家畜に良くないエサだとわかっていても、県の指定する業者から買わなければ仲間はずれにされるとして無理に買わされていた可能性がある。
 そして、県(知事?)がその業者に指定しているのは、業者からの金を県が受け取っていたからではないだろうか。
 そのことは、訴えても何もしなかったであろう、農水省の高官(課長や政務次官?)なども同様であると思われる。
 つまり、県も国も、エサ業者からの金をもらい、酪農家たちにエサはここで買うように、と指定していた。もし、そのエサを買わなければ、ブランド牛や豚の精子がもらえない、何かと仲間はずれにされる、何かあっても何もしてもらえない、など、死活問題に関わってくるようになる。
 三笠フーズの経営者は、麻原彰晃であることも考えられる。麻原は、B型肝炎を患っていて、三笠フーズ汚染米から検出されたアフラトキシンは、肝臓ガン(肝臓ガンはB型肝炎が多い)を誘発する物質である。
 三笠フーズ救済合併したといわれる宮崎商店だが、宮崎商店に関するキーワードで事件が起きている。宮崎県、冷凍食品などである。他に、酒、菓子、寿司などで、菓子に毒物を混入していた事件は起きている。
 
 しかし、エサではないと思われる他の原因が浮上している。 

 宮崎の酪農家の中にオウム(平田信)がいた

 宮崎県の酪農家の中にオウムの平田信がいたとすると、平田は、東北の平田牧場の経営者の息子を殺害して味をしめ、他の牧場主(宮崎県)なども殺害して経営していた可能性が出てくる。
 彼らの仲間である韓国で発症した口蹄疫の牧場に行き(ここがもともとオウムだったのかも知れない)、口蹄疫に感染した家畜の細胞がついた物を日本に持ち込んだ。平田はそのようにすることによって、酪農業界を支配することをたくらんだのだ。そして、わざと往来を激しくし、感染しやすい環境を整え、感染家畜を飼育していた。
 家畜のエサは、トウモロコシや大豆や小麦などの穀類だが、これらはアメリカなどからの輸入品であると思われる。その場合、商社が出てくる。
 これらのエサに毒物が混入されていたとして、もし口蹄疫に感染した家畜を殺処分したとしても、備蓄してあるエサがあり、それを処分して新しい物を買うとまた金がかかる 。