●事件名
あさま山荘事件
●事件の概要
1972年2月19日、信州・軽井沢の浅間山荘というカワイ楽器の寮で、連合赤軍による人質立てこもり事件が起きた。
警察は、連合赤軍が銃砲店を襲撃した後、山岳地帯に逃走したことから、連合赤軍の動きをキャッチし、山狩りを行っていた。
包囲された連合赤軍が近くの山荘に逃げ込み食料などを食べ休息した後、カワイ楽器の山荘に移り、管理人の妻を人質にとり立てこもった。
●事件の背景
1971年2月18日に、連合赤軍の吉野雅邦と赤軍派の森順子との娘が生まれた。しかし、日本赤軍の大道寺あや子の手により、千代田区にあるＨ病院で物理的に他の同日に生まれた女の子とすりかえられた。
吉野雅邦の娘は、すりかえられたＵ田という家で育つことになる（すりかえられたもう一方の娘は、吉野と大道寺か森順子に殺害されている）。
●犯人は誰か
1971年2月に、魚本公博の娘が生まれた。
この娘は、千代田区の病院で生まれた。
浅間山荘事件は、この娘が生まれたちょうど1年後ぐらいに起きている。
赤軍派は、よく、娘の誕生日を利用して事件を起こすことがあり、その線でいくと、これは魚本公博の
娘のために起こされた事件であると思われる。しかし、連合赤軍が警察から追われて逃走していた成り行きで起きたものであり、娘のためにと計画して起こしたのかどうかが疑問である。
浅間山荘事件の前に,赤軍派は山岳ベース事件を起こしている。山岳ベース事件とはいってみれば、仲間割れをして、赤軍派が内輪もめを起こして、仲間の赤軍派に殺害された事件である。
その中の一人に金井というメンバーがいたが、吉野雅邦の子供を身ごもっていた金井は、仲間から足手まといだ、とされ、子供ともども殺害されている。
この事件が起きたのは、浅間山荘事件の直前であり、魚本公博の娘のために吉野の子供が殺された、として、吉野が魚本の娘をかばいだてする原因を作った。
カワイ楽器の寮を襲撃し、人質を取って立てこもった連合赤軍派は、警察の説得に応じず、人質を解放せずに食料の要求などをしていたが、警察隊が鉄球で建物を壊して乗り込んだ。
警察官のＴ橋という警察官とＵ田という警察官が殉職している。魚本の娘は、Ｕ田という家で育てられていた。Ｕ田という警察官が殉職したことと関係があるかも知れない。
Ｔ橋という人物も、魚本の娘の近くにいた名前である。
Ｕ田という名前は、魚本が名乗っていた名前であり、Ｔ橋という名前は、Ｉ原Ｓ太郎が名乗っていた。しかし、Ｉ原Ｓ太郎はダミーで、もしかすると、Ｔ橋という苗字を名乗っていたのは、吉野の方かも知れない。
吉野が起こした事件の犠牲にされたのが、Ｕ田とＴ橋という名前であり、この事件で殉職した警察官の名前が、吉野雅邦にとってその後、吉野がタダで使える人の名前として重宝していた。
しかし、Ｔ橋という名前は、吉野が名乗っていたが、その後、自分以外のＴ橋という家に迷惑をかけようとする計画を考えたので、吉野はＴ橋と名乗るのをやめた可能性もある。
吉野は、魚本の娘の家（Ｕ田という苗字）に盗聴器をつけたりして、この家の情報をテレビ局に売りつけて、自分のタレントとしての出演に結びつけていた。その後、他の赤軍派仲間も便乗するようになり、魚本の娘の家は赤軍派タレントのテレビ出演のためのカモのようにされていた。
吉野は、浅間山荘事件で殉職した警察官と同じ苗字の人（Ｕ田，Ｔ橋）の家にも同じことをしていた可能性もある。
吉野は、自由に盗聴できる家が多数あったために、タレントとして売れるようになったと考えられる。
そのため、自分の役に立ってくれる名前は、魚本の娘のおかげだと思うようになり、魚本の娘をかばえば
家が盗聴でき、それがテレビ局に売れるとして、世話をするようになったと思われる。
吉野はＨ山由紀夫で、魚本はＫ泉純一郎でＫ直人である。
鳩山は、その後、自分の権力や地位を高くするのに、さらに同じ苗字の人にひどいことをするようになり、自分が所属していたオウム真理教や、ひかりの輪などの事件にもを巻き込んで、罪をなすりつけようとし、
自分たちの出世の道具にしている。
赤軍派はその当時、警察から追われていて、山に逃げていた。
警察も山狩りを展開し、連合赤軍派を追いつめていた。
追いつめられた赤軍派は、仲間割れを起こし、仲間を殺害したりして逃走していた。
そんな時に、浅間山荘を見つけ建物内に押し入り、立てこもり事件を起こした。これが浅間山荘事件である。
しかし、浅間山荘事件の際、連合赤軍が立てこもったカワイ楽器の寮というのは、魚本の所有だった可能性もある。
人質をたてに篭城し、仲間の釈放なども要求していたが、実は立てこもった山荘が、連合赤軍の所有していた山荘だったとすると、警察は、要求を真面目に聞くいわれもないものであった可能性もある。
