宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-177    仮谷さん拉致事件のつづき

 正田さんの家族か?F江戸資料館の長屋

 江東区清澄白河駅の近くに、F川江戸資料館という博物館がある。この博物館の主な見どころに、江戸時代の長屋の再現をした建物があり、隣には川が流れていて、川では金物などを売る声がこだましている。
 江戸の一日の様子を建物と照明で現しており、独特の雰囲気をかもし出している。
 この長屋は、江東区にある佐賀町というところに江戸時代にあった長屋を再現しているということだ。
 1990年代半ばか後半頃に、江東区佐賀町で会社社長が殺害される事件があった。この事件は未解決である。
 江東区佐賀町といえば、F江戸資料館にある再現された長屋の主が佐賀町のものである。
 F江戸資料館で、川で金物などを売る声を演じているのは、コピーライターのI井S里であると思われるが、I井氏は、この江戸資料館のプロデューサーだった可能性がある。
 つまり、プロデュースした本人が売り人の声をしているというわけだ。
 売り人の売っている物は、「桶」と「包丁」である。
 桶屋とは、アメリカが風邪を引くと桶屋が儲かるといわれる桶屋である。

 江戸資料館には、独特の雰囲気が流れている。中で殺人事件が起きていたことがあるのではないか、と感じるような、異様な静けさがあり、それでいて慇懃(いんぎん)な感覚である。
 例えば、本当に佐賀町に住んでいた家族を殺害し、資料館の長屋が出来る前に土部分に遺体を埋めて、長屋と資料館の犠牲にされた人たちがいるのではないか、というような殺人事件があったなどという疑惑が浮上する。
 1990年後半頃に起こった佐賀町の会社社長の殺人事件が連想される。
 佐賀町の会社社長と(江戸時代に長屋だった)社長の家族を殺害し、江戸資料館の犠牲にしたのではないだろうか。そして、犯人は、資料館をプロデュースした人物で、川で売り人の声をしているクリエーターなのではないだろうか。
 佐賀町という場所は、永代橋をはさんで隣が中央区新川町(最寄駅は茅場町)である。新川町には、日本でも有名な企業が名を連なれていて、日清もその中のひとつである。
 佐賀町に日清の家族が住んでいても不思議はない。隣町に家族が住んでいることはよくあることなのではないだろうか。
 しかも、松本サリン事件で死亡したのが、正田さんだったとすると、松本サリン事件は1996年に起きており、佐賀の社長が殺害された頃(1997年)とだいたい一致する。
 殺害現場には、桶が転がっていたという説がある。そして、凶器は刺し殺されていたとすれば、包丁や刃物である。
 F江戸資料館の長屋は、日清の親戚の家族の家だったのではないだろうか。
 この資料館の長屋は、油問屋、八百屋、船宿、休憩所、米屋、粉屋などで構成されている。
 油問屋といえば、油屋さんであり、粉屋、米屋といえば、製粉屋でもある。この商売の売り物は日清と同じである。日清油に日清製粉である。
 しかも、佐賀町は、今の日清の本社がある新川町の隣町である。さらに、何故犯人は、佐賀町を狙ったのかも、実は日清の家族だった、とすると、謎が解ける。日清は、昔の大名だった家である。
 K野澄子さんをサリンの被害に遭わせた後、親戚の家族の社長や家族を殺害し、江戸資料館の長屋の下に埋め、K野さんを覚せい剤中毒患者を入所させる精神病院に入れ、親戚が殺害されたK野澄子さんの親戚も遊びに行くか次々と精神病院に入ってくるようになり、親戚一家は逃げ出した杉沢村で隠れていた所を発見され殺害された。

 資料館をプロデュースしたと思われる人物は、オウムの林郁夫(I原S太郎)である。

 佐賀町の会社は、丸T運輸といい、丸という文字がついている。昔から丸の文字のつく会社は、皇族の系列の会社であるといわれている。
 正田美智子さんの父親は、英三郎氏といい、兄弟にM一郎氏、K次郎氏がいる。
 この兄弟の中の誰かだろうか。
 K次郎氏は数学者で、息子にSニー社と関係のある人物がいて、1997年頃、I原S太郎は文京区のS啓という会社で働いていた。
 この会社の取引先にSニーがあった。
 それとも、英三郎氏かM一郎氏だろうか。