宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-475    仮谷さん拉致事件のつづき

 川に再びイワシの群れ

 2012年7月23日に再び江東区の川にイワシの群れが現れた。
 イワシの群れが出現した前後に地震が起きている。
 大正12年関東大震災の前にも、川にイワシの大群が押し寄せ、取っている間に地震が起きた、という記述がある。イワシの他にも魚の大群が押し寄せていくらでも取れた、ということだ。
 また、2012年7月にブラジルにペンギンの群れがやってきたというニュースがあったが、驚くことにペンギンはイワシを餌として、海でイワシを追い掛け回して餌にしているという。
 ペンギンとイワシは同じようなところを泳いでいる可能性が高い。

 暖流、寒流の境の渦が巨大化している?

 イワシの群れは、波に逆らえなくなり、沿岸に追われるようにやってくるらしいが、暖流と寒流が交わる地点の渦が最近、広範囲で大きくなったため、今まで渦の外で泳いでいた魚が、渦に巻き込まれるようになっているため、潮の流れについていけない魚がはじかれたり弱って、沿岸にたどりつくらしい。
 沿岸のすぐ先まで、渦がやってきているのだろう。
 この原因は、人の手によるものである可能性がある。例えば、海賊がわざと暖流と寒流が交わる地点で犯罪行為をしていることが考えられる。暖流と寒流が交わる地点は、プランクトンが大量発生するため、魚が集まり絶好の漁場となる。

 安政の大獄があった頃、長野県(善光寺地震)を皮切りに、江戸、南海地方(淡路島を含む四国と熊野灘に面した県→和歌山、三重の南部、香川、徳島、愛媛、高知、などの地方)を地震が襲った。少しの間に大きな地震が違う場所で何度(6~7回)も起きたことになるが、安政の大獄とはそもそも、米との通商条約を孝明天皇(紀子という妾に暗殺された。紀子は斉藤明美と同一人物)の意思を無視して行い、それに反対する天皇に就いていた者たちが処刑されたり伝馬町(小伝馬町のあたり)の裁判により牢に入れられたりした。
 通商条約を結ぶ何年か前には黒船が入港している。
 
 7月23日の入港したオスプレイは緑という名の黒船だが、通商条約はTPP交渉に置き替えられなくもない。
 そして、今度は地震ではなくて戦争だと囁かれている。

 

 安政時代の地震 
 安政時代は、大地震が多かった時代と言われている。安政時代の地震は次の通り。

安政元年(1854年東海地震(M8.4)
安政元年(1854年)南海地震(M8.4)
安政元年(1854年伊賀上野地震(M7.9)
安政2年(1855年安政江戸地震(M6.9)
安政2年(1855年)飛騨地震(M6.8)
安政3年(1856年)八戸沖地震(M7.5)
安政5年(1858年)飛騨地震(M6.7)

安政3年(1856年)に、江戸に台風が来て、強風と高潮のために10万人が死亡したといわれる。

 黒船来航は、1853年。

 1847年には長野県の善光寺地震(M7.4)、5日後には上越上田地震(M6.5)が起きている。 
 安政江戸地震震源は、東京湾北部で、荒川河口付近。

 安政時代とその前の嘉永時代 曲者家定

 安政元年は嘉永時代と同じ年で、東海地震と南海地震の時には正確には嘉永時代だった。しかし、黒船の来航や地震により、元号を変えて安政となった。しかし、元号を変えても江戸の大地震やその他の地域で地震や台風などで災害が収まらなかった。
 元号が悪いのではなく、時の将軍に問題があったのではないかと調べたら、嘉永安政をまたがる将軍に徳川家定という人物がいて、家定が将軍職に就いたのは1853年で、黒船が来航した時に父親の家慶が死亡し、次の将軍が家定になったので、黒船来航後に将軍職に就いたのは家定だったことになる。
 また、家定が死亡したのは、安政の大獄で大名が処分された翌日である。次の後継を紀州藩主の家茂(徳川慶福)にし、ライバルの慶喜に付いていた大名の処分を発表していた。
 慶喜付きの大名が安政の大獄で死亡した大名だと考えられ、当時の天皇孝明天皇の子が慶喜であったではないだろうか。
 家定が将軍職だった当時と前後に、地震や災害や大量死が多かった。元号が悪いのではなく、当時の将軍が曲者だった可能性がある。
 桜田門外の変で、井伊直弼が殺害された後、徳川慶喜が将軍となるが、この将軍は、実は死んでいなかった家定の院政であり、家定は、鹿児島の西南の役で台頭してきた明治維新組(麻原、妓供上祐は警察の川路警視正)と組んで明治維新を起こす。明治維新により明治天皇となったのが家定で、これが斉藤明美と同一人物者であると考えられる。
 家定は、この後、大正天皇昭和天皇の職に就き、また現在の天皇とも同一人物である。
 今の時代と安政時代を重ね合わせてみると、よく似たような状況があり、安政の大獄の遠因となった黒船来航を、今の世の中でTPPに置き換え、また同じことをしているのだと考えると何となく安政時代からの続きをしていることがわかってくる。