宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-498    仮谷さん拉致事件のつづき

 暴行か治療か

 他にも、このような暴行か治療かわからないものがある。
・トイレに行かせず、飲料用コップに排尿させてその尿を飲ませる→病気か動けないので、トイレに行けず、寝たまま尿をコップに入れて尿検査をしたことを言っている?
・大腿部を数十回にわたり殴打した→大腿部にも何か痛みがあったことを言っている?
・足にライターのオイルをかけて火で何度もあぶる→足が冷たかったので暖めたことを言っている?
・顔がふくれあがったところを見て加害者が「なんだお前、でっけえ顔になったな」と笑った→黄疸症状のため顔がふくれてきた、と治療者が思ったことを言っている?
 などだ。
 
 他にも、
 昭和天皇の死因は、十二指腸乳頭腫ガンだが、すい臓ガンも併発していたと考えられ、すい臓ガンの症状は、吐き気、嘔吐、腹痛、尿の色が濃くなる、腹水が大量にたまる、急な糖尿病の発症、黄疸症状、体重が減るなどがある。
 尿の色が濃くなる、というのは尿検査をしたらしいこと、糖尿病が発症したために大腿部が痛くなった、腹水が大量にたまったことを、腹部にオロナミンCのビンを詰めた、という言い方をしたということが考えられる。遺体発見時にひどくやせていたのは、病気と腐敗のためだろう。発見時、股部分にビンが刺さっていた、というのは、長い闘病生活でトイレに行けずに尿瓶を使用していたことを言っているのだろう。

 昭和天皇の闘病生活は、1988年9月19日に倒れてから、死去するまでの3~4ヶ月に及ぶ。
 昭和天皇の死因は、十二指腸乳頭周囲腫ガンだが、他の病気(ガン)も併発していて、その一つがすい臓ガンや胆のう結石だったのだろう。
 
 動機

 犯人グループの少年の一人が1989年3月に逮捕された時、警察は少年宅を家宅捜索してカマをかけて事件が発覚したという。
 警察は、少年の家から女性の下着がたくさん出てきたことを「人を殺しちゃダメじゃないか」と言ったところ、少年はバレちゃったか、こんな事件を起こしました、と女子高生コンクリート殺人事件を自供したというが、女子高生コンクリート殺人事件自体がでっちあげなのか、それとも、余罪を追及されるのを恐れて昭和天皇の死亡を事件にしてしまったのかはわからない。

 女子高生コンクリート殺人事件の犯人たちは、オウム幹部と同一人物だが、ほとんどが医学に詳しく、医師をしている。
 彼らが行なった暴行とは、御所で行なった治療かも知れないが、治療をあやまり殺害してしまったとか、明仁皇太子がそのことを知らなかったせいで即位できなかったなどのこともあったのかも知れない。
 もし、犯人たちが昭和天皇を暴行死させたとすれば、その動機がよくわからない。
 しかし、長い闘病と治療で、医師が疲れてきて、都合のいい日に殺害し、クリスマスや正月にかぶらないように死亡日を変更していた可能性は示唆されているようだ。
 クリスマス時期に、国会では、消費税を導入するかどうかの国会議員による投票が行なわれ、社会党などの野党が牛歩戦術を使って時間稼ぎをしていた。
 この時の首相の竹下が、H陸宮と同一人物者で、消費税を導入する代わりに昭和天皇を殺害させたのかも知れない。
 昭和天皇を殺害した後で、長い間治療で苦労させて、と思い、遺体に何かをしてしまった、というようなこともあったのかも知れない。
 このようなことで、もし昭和天皇を殺害したのだったら、治療した部分を何かで傷つけて、自分たちの苦労を無駄にしなければ、殺害した者に呪われる、と犯人らが思った可能性もある。

 1989年3月に、犯人の一人が事件を自供した際、この事件を残虐な殺人事件と遺棄事件としてでっちあげるために、昭和天皇の眠る墓地(御陵)から遺体を出してコンクリートを流して固めて若洲に放置した、ということも考えられる。
 何故でっちあげるかというと、未解決事件は犯人にとって都合がいいからだ。
 そして、このこと(昭和天皇の死に関して何があったのか)がわからなかったら、H陸宮が天皇に即位する、ということだったのだろうか。

 事件とドイツとの関係

 1989年といえば、ドイツのベルリンの壁が崩壊している。ベルリンの壁は、第二次大戦の戦後処理のために建てられた壁で、このことは、ヒトラーを助ける、というような意味あいがあると考えられる。 ヒトラーは、明仁皇太子と同一人物者であり、明仁皇太子を天皇に即位させるのを阻止するため(ヒトラー天皇に即位するとドイツが困る)にベルリンの壁を崩壊させ、そして、そのドイツの思惑がわからないので、日本はドイツの犠牲(ドイツで開発したサリンを使って日本で事件を起こしてドイツの犠牲にする)ということになったのではないだろうか。