宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-496    仮谷さん拉致事件のつづき

 オウムが使用したチオベンタールとは

 オウムが仮谷拉致事件で使用したというチオベンタールという自白強要剤は、麻酔薬の一種で、商品名がラボナールという。
 アメリカの死刑執行時に意識をなくす薬として使用されている。また、諜報機関や軍、捜査機関などでも使用されている。
 自白剤には、ラボナールやLSDなどが使用されているらしいが、同時に記憶もなくなっていく働きがあり、自白剤と記憶消去剤の両方に使用されているのかも知れない。
 
 チオベンタールは、意識をなくす薬物、また、自白を促す薬物として使用されているようだ。
 不眠、絶食、拷問状態などの脳の機能が低下している時に、黙秘することが困難となり、質問者に抵抗することが出来ず、質問に答えてしまう、という使用の仕方で、朦朧とした状態の中で投与することで、意識をなくすことと自白を促すこと両方に使用されているようだ。
 しかし、チオベンタールを連続して投与されると、投与者に対して抵抗が難しくなり、質問に答えやすくなったり、逆らえなくったりするので、朦朧状態にすること自体にチオベンタールが使用される可能性もある。

 オウムが被害者に対して、質問し、被害者が何となく答えようとしてしまうのは、チオベンタールを使用しているからではないかと考えられる。オウムが被害者に対して行なう質問を「婦人警官のようだ」と例える者もいる。

 オウムの被害者が、オウム信者に対しての問いに素直に答えてしまうのは、チオベンタールの注射だけとは思えない。例えば、家族や同居している者がひそかにオウム真理教ひかりの輪に入信していて、チオベンタールを同居者の食品などに混入していることが考えられる。
 チオベンタールは、TVショッピングなどで購入できる洗剤などにも成分が入っていたりする。
 ラボナールという商品名で売っていたりするので、医療関係者が知り合いにいれば、購入は容易である。

 本来なら、オウム信者のような者が投与されてもおかしくないものを、オウム真理教によって一般市民にそれが行なわれているのだ。
 しかも、チオベンタールは、自白効果はない、と説明しておきながら、実は、諜報機関や軍がチオベンタールを使用した自白マニュアルを作成していて、効果は期待できているようだ。
 これを何故、警察が隠すのかだが、自白剤をオウムが使用していたとすれば、暴力団が反発してくることが予想されるので、警察は、オウムに暴力団が反発すると困ってくるので、それでオウムが使用している自白剤は効果がない、と説明しているのだ。
 
 仮谷清志の身代わりとなって殺害された人物
 
 仮谷さん拉致事件の仮谷清志の身代わりとして殺害されたのは、仮谷清志と同一人物者のHの宮の妻のO和田M子で河合奈保子と、皇后美智子をしていた人物だったのではないだろうか。
 この二人は、宮沢一家殺人事件の被害者として殺害されている宮沢夫妻であると考えられる。
 河合奈保子は、元SMAP森且行と同一人物らしい。宮沢さんの妻をしていたのは、森の妻のオートレース関係者の娘で皇后美智子と同一人物者で北川悦吏子で、二人の関係は、天皇候補者(明仁皇太子は、草薙剛で何らかの理由で即位できず、常陸宮をしている人物が天皇に即位している)の妻同士という関係だった。
 何かと気になってくる「ロシア」と「製造業」というのは、O和田M子がロシア人かロシアで女帝をしていた人物であったこと、製造業の不振とは皇后美智子の実家が製造業であったことで、何かと問題があったり何かおかしいと言われるのはこのためだろう。