宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-690    仮谷さん拉致事件のつづき

 カネミ油症事件とオウム

 カネミ油症事件という事件が1968年に発覚した。
 福岡県小倉にある製油会社が製造するコメ油や糠油に、熱媒体として使用しているPCBという物質が混入し、ダイオキシンが発生してこれが油に混ざって油を摂取した人に、健康被害が発生したという事件である。
 この油製造会社は、この事件の直前にも自社で製造したダーク油という油が入った飼料を与えた鶏4万羽が死ぬという事件が起きていた。

 この油製造会社は、「皇后陛下も使用している油」という宣伝をうたい文句にしていたという。その言葉を信用して油を購入し摂取した人に健康被害が出たというものだ。

 皇后美智子といえば、麻原彰晃と同一人物者である。
 熊本でもチッソという会社が麻原彰晃の生家の近くにあったことでも知られている。

 油を製造する過程でPCBが混入した、ということが言われているが、実際の問題としては製造過程ではなく原料に問題がある可能性もある。
 事件が発覚してからも、現在まで健康被害が続いているという点がある。
 PCBが原因であると言われてPCBの点は改善されていたとしても、健康被害がまだ続いているとすれば、PCBというよりも他の原因も疑ってみる必要もありそうだ。
 カネミ油の原料となるコメや糠は、いったいどこで製造されているものなのだろうか。
 福岡県の隣は佐賀県だが、佐賀県玄海原発というプルサーマルを使用した原発所があるが、コメや糠の生産地は、この辺りだろうか。 もしくは、この原発所で使用したプルサーマルの処理場が九州にあり、この処理場施設の近くで原料が生産されていたということも考えられる。
 そのため、米を作る時に使う水やその他の環境(空気など)が放射能に汚染されているとすれば、米や糠などにも影響が出てくるはずだ。
 あるいは、米を作る過程で使用する肥料が放射性物質で汚染されている、という可能性もある。
 製造者は、このことを知っているがわざとそれをやり続けているのであれば、テロ行為が目的ということになる。
 もしそうであれば、被害者を装った者が整形技術により賠償金を詐欺するようなことも行なわれているかも知れない。