宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-761    仮谷さん拉致事件のつづき


 サリンの生成方法はマグマ(火山)を利用している?

 オウム真理教が使用したサリンという毒物は、リン酸カルシウムと炭素と水素でできている。
 リン酸カルシウムというのは早い話が人骨である。人骨を燃やして炭にしたものに水素を加えたものがサリンである。
 オウムは、サリンを生成するのに、マイクロウェーブと呼ばれるイメージ的にはドラム缶を使用し、遺体を蒸し焼きにしたものからリン酸カルシウムを採取していると連想されるが、この時使用されるマイクロウェーブというのは、日本が火山地帯であるので、火山の熱を利用している可能性もある。
 例えば、恐山は、常時水蒸気が噴出し、ところどころ、マグマが地表からむき出しになっている場所もある。
 こういう場所(例えば、松輪島などの北方領土の千島列島の火山)に遺体を置いておいて、蒸し焼き状態にし、後からリン酸カルシウムを取り出してサリンを生成している可能性もある。
 東京大学帝銀事件の使用薬物を鑑定した際に、この方法を製造方法として提出していたか、それに気づいていた可能性があり、この方法が知られると、ドイツが開発したサリンという物質の強力性が薄脆になってしまうと危惧したのではないだろうか。

 東京大学は、オウム事件が起きた頃から、麻原彰晃が誰であるかに気づいた。そして、石井四郎と同一人物者であることにも気づき、帝銀事件の頃から東大は石井四郎に狙われていたことで石井四郎について詳しくなっていたので、対処法を考えていたかも知れず、それを食い止めるために東京大学の関係者を殺害し続けていたかも知れないのだ。
 そして、殺し続けてとうとう東大がオウムに取られそうになり、宮内庁病院を東京大学医学部にして天皇(上裕)の名の下に情報を隠蔽したり、過去のことを知っている人物を追い出し、復讐をしようとしていたのだ。


 中国人のデータも収集している?

 石井四郎といえば、731部隊だが、石井四郎らの関東軍は中国で中国人の人体実験をしていた。
 この時のデータと引き換えに戦犯の罪を逃れる、というアメリカとの密約があったようだ。
 それから数十年して赤軍派オウム真理教が台頭してきたが、実は中国にもオウムの中国版といわれる人体実験ばかりをしているカルト・法輪功が2000年頃から台頭してきている。
 石井四郎は、中国人と日本人の人体実験のデータを収集して提供することにより麻原彰晃(石井四郎)を無罪にするよう政府と密約を結んでいる可能性がある。オウムが立て続けに殺人行為をしていた頃、政治家や官僚の一部が人の死を、関連株を買うという行為により金儲けの材料にしていた噂が流れている。
 また、ロシアでもオウム真理教支部があり、同様な人体実験が中国と日本だけでなくロシアでも行なわれている可能性がある。
 そして、オウム真理教や石井四郎のことが原因である、という理由から、全てを日本のせいだ、と思っている中国人やロシア人がいるかも知れないのだ。
 
 また、石井四郎と同様に戦犯を逃れた人物に、石原莞爾(菊池直子)という政治家もいる。石原莞爾の場合には、石井四郎のように人体実験のデータと引き換えに云々という噂も出ないほどスマートに戦犯を逃れているのだ(米軍が日本国内で石原莞爾を探していた時に、丁度、石原の葬儀の最中だっため、石原莞爾は死んだものとみなされた)。