宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 ⑤-52    世田谷祖師谷一家4人殺人事件のつづき

 
 パパラッチの男
 
 前出の不動産会社R社に、不定期で出社する男がいて、その男は、不動産の写真撮影をしている。
 仕事がある時だけ出社するような契約社員のような人物で、顔は元宮崎県知事の「Sのまんま東」に似ている。
社内でも、Sのまんま東に似ている人として知られている。
 この男が撮影する写真は、色が鮮やかで、ダイアナ元妃が事故死した現場の写真を撮影した、あるパパラッチの撮る写真によく似ている。
 この事件の被害者は、大塚さんというコピーライターと、ペアのデザイナーの深沢さんという二人と、ダイアナとチャールズ皇太子の間の子供二人であると思われ、もし、この事件の犯人がパパラッチの一人だとしたら、ダイアナ事故死の現場にいた男が、その5年後に、事故死した人の子供二人を殺害していたことになる。
 この男は、時折、T田聡にも扮していたようである。
 
 大塚さん、深沢さん二人との接点もある。
 ある時、大塚さんは、取引先の広告制作会社を退社した、N澤という男の動向、実力が気になり、その後N澤が入社した広告会社に仕事を出した。N澤の腕を試そうとしたのだ。
 しばらくして、N澤からのコピー入りの版下が持ち込まれた。ある、企業か商品の広告で、ユニーク。とコピーが書かれて実際にデザイン的にはユニークさが現れていたが、大塚さんがこのコピーを見て「なぁんだ、この程度の実力だったのか」と少しがっかりして、N澤がどうして入社でき、仕事が続けられるのか疑問に思った。
 そして、そのコピー入りの版下を、ペアの深沢さんにも見せたのだ。
 それを、N澤本人に知られてしまったのだ。
 N澤は、自分のコピーがバカにされ自尊心を傷つけられたと思い、大塚さんを恨むようになったと思われる。 
 つまり、N澤は、被害者4人と関わりがあったのだ。
 
 N澤とR社の写真係りの男とは、同一人物であると思われる。
 パパラッチの男は、4人を殺害する動機もあったかも知れないのだ。
 
 パパラッチの男はチャールズ皇太子
 
 パパラッチでN澤という男は、チャールズ皇太子と同一人物であることがわかった。顔の一部がよく似ている。
 つまり、この事件で自分とダイアナの子を自分で殺害していたのだ。イギリスで殺すと騒がれるのも面倒だったので外国で殺害し、未解決になれば利益もある。
 しかし、殺害したのは子供だけではない。
 実は、被害者の大塚さんも、シビリアンコントロールについて研究していたのだ。
 しかも、チャールズ皇太子は、ビンラデインや麻原彰晃とも同一人物である。
 事件後、犯人は第二庁舎に行きテロ活動を行い、すっかり日本での体制を築いている。
 
 しかし、殺害したのは、N澤ではなくN澤のフリをした演歌歌手Mである、という説もあるが、二人は同一人物かも知れない。
 演歌歌手Mは、K村拓哉でAの宮と同一人物である。