宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 ②-5    村下孝蔵の死の謎のつづき 山口組

村下孝蔵の死の謎のつづき -5   -4のつづき

 それは、自分のファンだった人々を「犠牲」にする代わりに、曲作りを続けたいというものであったらしい。
 実際にも、村下氏のつき人であった人物が、最近までK元首相の秘書をしていたことがあり、関わりが深い。

 K元首相と村下氏は、昔仲が悪かったといわれていた。
しかし、K元首相が政権の中枢になる直前、村下氏は死亡したと報道された。つまり、村下氏はシンガーソングライターをやめなければならなくなったので、K元首相は気持ちがなごんだ。しかし、今度は、村下氏を支えてきたファンの存在との決着をつけたかった。
 村下氏の事務所には、政権の息のかかったA首相にゆかりのある人物がマネージャーを務めている。気になったファンの人たちが尋ねていき、その後消息を絶ったという話もある。

 ファンの人たちが思っているストーリー通りには現実にはいかないし、それをおしつけられる方も迷惑というものである。

 死亡したことになっている者が、政権と関わりがあった。
 
 死亡する2~3年前に、マネージャーが変わったといわれる。
 マネージャーは、A首相の関係者でアメリカとの関係が認められる人物だ。A首相というのが、アメリカの国防長官だったラムズフェルド氏の関係者か同一人物で、村下氏は、ラムズフェルドが苦手だった。
 村下氏が苦手だと思うラムズフェルドの関係者は、本人も村下氏をあまり快く思っていなかったに違いない。
 彼の死因が直接彼のせいであるとはいいがたいが、少なからず、村下氏の音楽活動に影響を与えていたという感はいなめない。
 

 村下氏は、A元首相から人の物を盗むように命令され、度々金をもらっていたという。A元首相はそのように人を使うことがあり、つまらないことから殺しまで命令を聞く都度に金を払う雇い方をしている。そういう風に雇われている人のことを秘書と呼ぶ人もいる。
 他にも自民党の政治家にいろいろなことを命令され、盗みをしたりしては金を受け取っていて、自分の事務所に盗んだ物をダンボール箱に入れて保管してあるという。盗んだものは、女性の衣類や下着などである。A元首相の関係者に空き巣専門の暴力団員がいて、彼が盗んだ同類の物も同じダンボール箱に入れ保管してあるという。

 彼と同じように雇われていた人物がいて、彼は9.11のテロ事件で、シナリオを書いてペンタゴンを破壊したことがわかっている。彼の妻が殺したフランス人を使い、フランスをいいくるめテロの計画を企てた。村下氏の娘がフランスに留学していて、その関係で自分の雇い主のA元首相がフランスと親しくしていた。
 
 村下氏のつき人をしていた男が、山口組の元会長のW氏の世話になっている。しかし、この人物は、A元首相の息子であるという(本人やW氏は否定している)。彼はオウム信者で何かと罪を村下氏になすりつけていて、彼の評判を落とした者の一人であるといわれている。W元会長は、演歌歌手のYであり、演歌のシンガーソングライターとして有名である。その関係者が何故村下氏のつき人をするのかも今ひとつよくわからないが、これは、村下氏の仲間の暴力団がW会長とライバルの山K組なので、W元会長と対決しないためのA元首相の策であると思われる。つき人は、1997年頃、お笑いタレントとしてデビューしていた。 
 
 W元会長の娘は、村下氏のライバルのシンガーソングライターHのファンで、村下氏の曲のコーラスを担当しているC氏はAというHのバンドの一人であった。Aというバンドは、関西方面のテキヤと同じ名前である。村下氏が倒れる直前に、シンガーソングライターHについて口走っていたのは、Hと同じバンドのC氏がリハーサル場にいたからではないだろうか。

 村下氏の父親は住吉会の会長をしていた人物である。村下氏はどうせ天皇になれないからと、HTの宮という皇族の息子であったが、よど号事件の前にすりかわった可能性があり、実の父親ではなく育ての父親の可能性がある。

 A元首相が首相だった時に提唱していた美しい日本構想は、実は私設秘書である村下氏の「この国に生まれてよかった」という曲からイメージしたものである。