宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 ⑥-4  帝銀事件のつづき サリンとは裁判を無罪にするための秘密兵器だった?

 サリンは裁判で無罪を勝ち取るために使用される大量殺人の秘密兵器?

 自分たちで行なっていた人体実験を有罪とするわけにはいかないので、日本の市民を殺すことにより、その罪を相殺する、というような意味あいで、帝銀事件は起こされた、ということが考えられる。 
 このことは、劇物で人を大量に殺すことを、自分たちの無罪を勝ち取るためのものだ、アメリカ人テロリストは解釈していると思われ、その解釈は帝銀事件が始まりであった可能性がある。
 松本サリン事件では、長野県松本市麻原彰晃が住民から訴えられ、裁判をしている最中に起きている。これは、裁判で無罪を勝ち取るために、市民をサリンで狙った大量殺人が行なわれてたということになり、帝銀事件の経緯と同じであるといえる。

 これらのことから、帝銀事件で使用された劇物とは、サリンである可能性がある。
 そして、サリンは、彼ら関東軍の犯罪を無罪にするために起こされる大量殺人で使用される劇物である、ということになる。
 
 サリンが使用された事件と裁判

・松本サリン事件   長野県松本市の住民と麻原彰晃をめぐる裁判
地下鉄サリン事件  仮谷拉致事件によるオウム施設の家宅捜索とその裁判

 当時、帝銀事件で使用された劇物を鑑定したのは、東京大学と慶応大学だった。オウム真理教の麻原が東京大学を恨んでいたのは、実は東大が帝銀事件で使用された劇物サリンであることを掴んでいたためではないかと考えられる。

 サリンは人骨から作られる?

 サリンは、炭素と水素とリンと酸素の合成物質だが、リンというのは、人骨と同じ構成物質である。
 人の骨は、リン酸カルシウムだが、リン酸カルシウムからカルシウムを取り除くには、燃焼させればいい。
 東京都推奨のゴミ袋は、カルシウムが含まれているが、これは、燃やすと燃えるためである。
 リン酸カルシウムからカルシウムを取り除くには燃やせばよく、人骨を燃やしたものがリンである。燃やしているので炭素が含まれる。
 また、リンパ線のリンパ液もリンであり、この部分を燃やした物のリンパ液の燃え残りやうわずみのような部分がリンで、燃やしているので炭素が含まれている。
 人骨を燃やした物か、燃やしたリンパ液のうわずみに水を混ぜたものがサリンと同じ物質である。
 例えば、ドイツのナチが行なっていたホロコーストだが、最終的には燃やされて遺体はどこかに積まれていただろう。この遺体の山を掃除するのに水を流したとして、ここからヒントを得てサリンが開発された可能性がある。
 この遺体の山にかけた水が猛毒だったことがわかり、それをサリンと名づけた。
 ホロコーストに入れられていたのは、ユダヤ人であるといわれているが、オウムのドンはユダヤ人であることからユダヤ人が敵対する人々、つまり、パレスチナ人が入っていたのだ。
 
 犯人は平沢と東条英機

 サリンを開発したのは、当時ドイツの化学者だったシュレイダー博士という人物だが、この人物は東条英機と同一人物である。
 東条英機は戦犯を免れるために、人体実験で自分の化学が正しいことを証明したのが、帝銀事件であると思われる。
 東条は開発したばかりのサリンの効果を試す計画で帝銀椎名町支店を訪れた。東京都の防疫班の平沢で石井四郎と一緒だった。
 平沢は石井四郎と同一人物で、K泉純一郎と同一人物である。
 実際に、行員に毒を飲ませたのは開発者の東条英機だろう。
 行員には、第1液と2液を飲ませていて、第1液は青酸ニトリール、第2液はサリンだったか、青酸ニトリール班とサリン班に行員が分けられていたかも知れない。
 帝銀事件は、青酸ニトリールとサリンとの効果を比べる人体実験だったようである。
 東大と慶応に鑑定を依頼したが、サリンの方は鑑定しなくていい、と言われたので、鑑定しなかった。そのため、毒物が青酸ニトリールであることはわかったが、サリンが使用されていたことがわからなかった。
 鑑定しなくていい、と言ったのは、調査を依頼した石井であるらしい。