宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 ①-92    9.11米国同時テロ事件のつづき

 ところで、アメリカのB大統領かB一族の親族は、B大統領の福岡県出身の兄弟の父親と夫婦だったが、死亡させられている。福岡出身の男は、タリバンの指名手配犯ハメド・アリに顔が似ている。I知事の実の息子である可能性もあるが、福岡県の老人の家で育っている。B大統領の母であると知っていて彼らに死に追いやったわけだが、I知事もこの父親と共謀している。
 さらに、B大統領の兄弟の父親という人物は、1980年代に起きたF産婦人科病院事件で世間を騒然とさせた病院の関係者であった。
 健康な女性をガンだと偽り不正な手術をして金を騙し取った。金を騙し取ったこともさることながら、女性に対する屈折した感情からの犯行であるらしい。つまりB大統領の女性に対する憎しみのような感情は、この母親を死亡させれた人物の情操にコントロールされている部分も少なからずあるらしい。
 この事件では、厚生大臣や有名政治家(N?)が献金を受けていたとして逮捕されているが、昨今の医療流行の波に乗って、そういう人々も医療関係の分野で再登場していたフシもある。福岡の老人がそのいい例だ。
 医療といえば、ドイツが有名だが、戦中の731部隊さながらの実験体として患者を扱うところも日本にあったという声も聞かれる。
 B大統領と関係のある人が日本で逮捕され事件が明るみに出る場合が多い。ロッキード疑惑やF病院事件がそれに当たるが、彼はそのたびに世間に冷たくされている。そういう感情が、B大統領が日本をたたこうという原因になっていると思われる。
 Bという週刊誌があり、そこで連載された事件が報道され世の中の注目の的となるが、Bを出しているB社は、1960年代にI知事の出した著作物にA賞という賞を授与している。I知事はB大統領の母を死に追いやっただけではなく、彼の関係した事件を明るみにすることによって、B大統領にショックを与えることに成功している。


 ところで、ドイツ人は嫉妬深いところがあり、目をつけた人よりも自分が劣るところがあると、どうしても勝ちたいという心から、とんでもないことをしでかし、そのまま気づかれるまで、友達でいようと言ってくる。しかし、それは表面上だけであり、裏では何をしているかわからない、気が気でない人がいることもある。
 日本の人民統制のやり方はドイツの方法を採用しているかはわからないが、ドイツのヒトラー政権といえば、民衆を統制するのに徹底していた政権として有名である。それが集団パワーとなり、恐ろしいきちがい沙汰のとてつもない結束が得られる。例えば、造幣局の責任者がもしタリバンであった場合、タリバンのために働いたり金を手に入れるために国民の思想をコントロールできる。それをI知事は知っている。電気、ガス、水道のライフラインや病院、会社、近所のコミュニティに至るまで統制されているといえる。それは、皆、タリバンのテロに対してて同じ態度を取ることからわかるといえる。
 ドイツのゲッペルスは、ヒトラー総統のために、人民は皆画一の方が統制しやすい、と考え、それを徹底させていたようだ。何でもヒトラーに帰依しなさい、と教えたはずだ。アイムヒットラーという、ヒトラーに従属します、というかけ声とともに、軍隊は街を行進した。そういうことをいちいち決定し実行するのがゲッペルスの仕事であったといえる。
 I知事の人々の統制の仕方はゲッペルスのやり方に似ていないだろうか。彼は、人々をいいなりにさせるための手段をどこかで学んだではないか、と思われるほど、心得があるように思える。戦前・戦中の日本の天皇への帰属のさせ方と似ているのだろうか。しかし、日本人には思い浮かばないアイデアを持ち、日本人は違和感があったはずだ。ついていくのが難しいほど勢いがある。
 日本の人民統制の頂点がタリバンであることは、よくわかっているはずだ。それぞれ、電気、ガス、水道などの公共企業、病院、会社などの責任者に、タリバン造幣局が金を渡すだけで人々はタリバンのテロリストのしもべとなる。そうでなければ、うまく動かないともいえる。