宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件21-14 地下鉄サリン事件 政治と行政の菊地と別の人のすりかえ工作 アナウンサーA

 菊地直子に対する前述の間違ったイメージを持つことは危険である。なぜなら、温和なイメージの人が本当は凶悪犯なのか、と思われるからである。
 警察官は、自分の努力が足りないことを、勘違い捜査という表現方法で、多くの人々に迷惑をかけている。
 何の罪もないのに、間違い捜査で人生を踏みはずす一般人は、思っている以上に多いことを知らないでいる。
 
 オウム信者は、たいてい自分が殺した人の名前で指名手配されている(殺した人の名前を麻原が言い当てるのでそれで崇まれていると聞く)。だから、本名であると言う警察の主観も間違いである。
 警察官の中にはサリンと聞くと恐怖感を覚える人たちもいて、科学捜査の面で障害となっていることも、問題のひとつである。
 
 菊地直子はいい人ではない。
 国松長官狙撃の時に、主犯の男(演歌歌手M)の隣にいたのが、愛人のTと菊地直子であったという。
 警察や特に公安はそのことをもっと知らなくてはならないのではないだろうか。

 このようなオウム真理教の信者に対する政治家らの擁護政策が、他の手配信者にも行われている可能性もある。
 何故、政治家がオウム真理教を擁護するのかといえば、サリン事件により郵便局を疑わせ、長年の夢だったテレビやラジオなどの報道機関に対する復讐をサリン事件を使って行うためである。もし、サリン事件がなかったら、K政権の郵政省の民営化はなかったのではないのだろうか。
 テレビやラジオをいいなりにし、口を封じるために、郵政省か管轄していた電波事業法を行革により思い通りにしたかったためだ。
 しかし、当時の郵便局で何が起きていたかを知る手がかりは、警察が菊地直子オウム信者をかばっているために、はっきりしない点も多い。
 ただ、言われている要点をまとめれば、郵便局は何をやっているのだ、もう許すことは出来ない、とたくさんの警察官が思っていた、ということが伝わっている。



 間違えられた女性と菊地直子の関係は、高校時代、同じ部活に所属していた先輩と後輩の関係である。特に親しくはなかったが、演劇部の公演で菊池直子の相手役をしたことがあった。その当時、オウム真理教という団体は存在せず、菊地直子という名前も、菊地直子という同級生か1学年年下の生徒(菊地佳江さんの妹)を殺害し、卒業後、オウム真理教内において、名を名乗っていたと思われる。菊地直子こと、熊倉N子の部活の同期に、W直子という生徒がいて(元紀の宮に酷似している・実は本物の紀の宮?)、菊地直子とはライバル関係にあった。負けず嫌いな菊地直子は、W直子という生徒と張り合うつもりで、直子と名のつく生徒や人を殺害していた可能性もある。
 この学校内では、直子という別の生徒が殺害された事件があり、その事件の犯人が菊地直子であった可能性もある。

 菊地直子は、Tという放送局のAというアナウンサーに顔が似ている。年齢も同じで、オウム真理教がフランスとTという放送局に関係があることから、本人ではないかと思われる。AはタレントのK田K未という人物と同一である。Aは、2003年頃、菊地が出場したことのある国際マラソンのリポーターを務めていた。もし、菊地がAというアナウンサーと同一人物だったとしたら、アナウンサーとして放送局の社員をしていた時に、地下鉄サリン事件を起こしていたことになる。その後、何食わぬ顔で、オウムの事件を報道していたのだろうか。Aは、放送局を退社後、フリーになり、フランスで結婚し移住している。

 坂本弁護士一家殺害事件では、(放送局)T問題というものがあり、オウム真理教の信者に事前に放送内容のビデオを見せたという問題である。その後、オウムが坂本弁護士を狙うきっかけになったといわれている。T社内のアナウンサーがオウム信者だったので、Aがオウムにビデオを見せるために、オウム幹部らをテレビ局内に呼ぶことは案外簡単だったかも知れない。
 Aの父は、Bという出版社に勤務していたが、坂本弁護士事件の際、タクシー運転手を名乗る男が、自分は犯人であると、B出版社に告げに来た事件も起きている。
 
 放送局Tは、東京都知事選挙でI氏を支援していた。それから世の中が急変したのは周知の通りである。I氏は、老人痴呆症の疑いがあったとされていたが、その選挙で当選を果たしている。

 郵政省の民営化は、管轄する郵政省のテレビ局への監督責任を問われてのものだった可能性もある。しかし、自民党の政治家か菊地直子をかばっていたところを見ると、民営化を行うまで捕まっては困る存在だったことが考えられ、そのために、菊地直子と関係ない人を疑い、時間稼ぎをしていたのではないだろうか。