宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 ①-236    9.11同時テロ事件のつづき A首相の道路族

道路族
 郵政民営化と共に、金融改革、道路などの特殊法人改革の計画があったが、結局特殊法人の改革は、ある殺人事件(石井議員殺人事件→石井議員は、道路特殊法人などを調べていた)によりお蔵入りとなった。
 元運輸省の道路族は、昔から利権の宝庫だったに違いないと思われる例がある。
 道路族の国会議員とは、A首相であるが、A首相の家はコンクリートなどのセメント業者で、自分の商売と直結している。
 

 ・銀行の不良債権は不動産、建設業界と物流
 銀行の不良債権が回収できなかった業界は、不動産、建設、物流業である。これらの業界の不良債権を銀行が回収できないとして、国(日銀)から公的援助を受けていた。
 不動産、建設、物流は、どれもコンクリートに関係がある。家やビルはたいてい鉄筋コンクリートなどコンクリートを使うし、物流業界は道路を走る宅配業者などがそれにあたる。船や飛行機も使うだろう、といっても、車を使わない物流は有り得ないといえる。
 不動産業の不良債権とはどういうことなのだろう。買い手がいないのにビルや家をたくさん作りすぎたのだろうか。借金をしてまで、何故たいして需要のない建物を作る必要があったのが疑問である。公的援助を得たいためのウソの届け出なのではないだろうか、と勘ぐりたくもなる。
 
 ・運輸省管轄の宅配業者と郵政省の郵便局はライバルだった
 郵政省が民営化された。郵政省のライバル会社であった宅配業者は、郵便局の民営化がいわれた時あたりから、いろいろと話題になることが多くなったようだ。郵便局に押されていた物流業界は、郵便局の不良材料をネタに急成長したようにも見える。
 実は、郵便局にいた改革派の職員は、A首相の親戚などの郵政官僚(T総裁→映画監督O氏)である。A首相が得意な運輸業界管轄の物流業界と郵便局は、同じような商売柄でライバル関係にあり、物流業界は郵便局と何でも比べられていたに違いない。A首相は、その競争を大事な運輸省(物流業者)に勝たせたかったために、わざと郵便局を民営化させたかった、と思われても、仕方がないほど、A首相の関係者には物流業者が多いようだ。

 ・姉歯疑惑
 2005年に、一級建築士(テレビ局Tの「ニュースのM」の元アナウンサーA川K氏に酷似)の偽装構造疑惑事件が起きた。この業界も、建設、不動産などである。コンクリート業者に関連する業界である。
 2005年に、テロリスト組織・タリバンの危機が到来している。彼らをどうしても捕まえられたくなかった者たちの手によって、別のテロが起こされ(福知山線脱線事故)た。
 姉歯建築士(おそらく偽名)は、フセイン元大統領の親戚だったと仮定すると、タリバンの危機を救うために、姉歯建築士フセイン元大統領の親戚が利用されたことになる。
 この疑惑は、何故急にふってわいたように出てきたのか不明である。タリバンと関係のあるA首相らが、タリバンのテロリスト(大手建設業社・鹿島建設)を救うために、フセインの親戚を疑惑事件にすることによって、かばったのではないかという疑いも出てくる。鹿島建設と国土の官僚は、関係も深いだろう。テロが捕まえられては、グルである自分たちのことも暴かれてくるし、地位も危うくなる。
 テレビ局Tは、オウムの菊地直子がアナウンサーをしていて、姉歯と同一人物であると思われるアナウンサーA川K氏と関係があったようだ。菊地直子の父親はA首相である。

 A首相のコンクリート道路族のために、元運輸省の管轄でコンクリートを使用する業界は、随分と官僚と共に歩んでいることが多いようだ。
 官僚と政治家の結びつきは、何もA首相だけではないようだが、A首相に関係する業界は、何故、こんなにも守られているのかが疑問である。
 しかも、A首相の首相としての評価は、最低であるといえる。
 こんなにも国民の支持が薄い人物が、何故今まで猛威を振るっていたのかも相当問題である。
 国民の支持が全くなくても、業界と官僚の癒着さえあれば、総理大臣になるよりも絶大な効果があるということである。
 そして、首相になり本性が現われた途端に、総スカンをくらったのは、人々の意思とは全く正反対のことをしていた張本人の正体がわかったからであろう。