宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 23-8 仮谷さん拉致事件のつづき 仮谷さんなどどうでもいい

 オウム信者は、捜査が始まった後も、サティアンでの殺人を続けていて、逃走犯の卒業した学校に通学する学生などを、公安(と名乗る人物)の命令により、殺害していたという。その他にも、オウム信者が殺害していたそれまでの経済を支えていた企業(破綻したと報じられたN村證券やD一K銀、O三証券、長銀は不明)などの社員などを拉致し殺害していたらしい。
 サティアンには、死を待つ多くの女子高生や大学生、社会人などが拉致され監禁状態となっていた。それはまるで、強制収容所さながらだったのではないだろうか。

 オウムの指名手配は、仮谷氏が死亡したというでっち上げの事件ではなく、仮谷さん拉致事件をでっちあげる原因となった、「この頃サティアンなどオウム施設で行っていた大量殺害」の関与の度合いで決定されていると思われる。仮谷さんの写真の人物の仮名の仮谷氏がサティアンで殺害されていた事実はないようである。
 この頃サティアンなどオウム施設で行っていた大量殺害事件は、警察に勘付かれるとまずい、と判断した平田信が「この殺人を隠すために、仮谷さん拉致事件という事件をでっちあげよう」と言い出した。
 平田信の兄妹の在家信者Kは、「1992年頃に死亡したことになった自分のお父さんの写真を使ってもいい」と言い、K野S作氏を仮谷清志ということにした。そして、この人物が殺害された事件ということにして、現実の無差別拉致殺人事件は隠すことになった。

 K野という在家信者の母親は、その後、生きていたことがわかった。在家信者本人ももちろん生きていて、渋谷の芸能事務所SのタレントのM嶋N子である(平田信の兄妹でもあり幼なじみで妻)。両親二人が死んだと見せかけていたところは、どこかの諜報機関であると思われる。この信者が昔住んでいた家の近くにスイス大使館が建設されていた。
 父親のA前首相は、アメリカの元ペンタゴン長官のR氏と同一人物で、CIAの支配者でもある。
 仮谷拉致事件の謀略を、母親が死亡したと言っていた1980年代から計画していたとは考えづらいが、何かの時に使おうと思い、前もって偽装していたことが考えられる。
 アメリカは、日本に対し軍事的優位に立っているだけではなく、官僚機構や経済的側面(経済CIA)からも日本を牛耳りたいと思い、経済をからめた謀略をオウム真理教を使って行った可能性がある。
 昨今の芸能人でなければ何の価値もないというテレビ局の流す風潮を作った張本人は、この在家信者で、テレビ局を通じて圧力をかけ、このような謀略に異を唱える人々を、さんざんな目に遭わせている。
 この在家信者も、オウム施設での大量殺人に関わっていると思われる。

拉致された女子高生が通う女子高校は、教師の中にオウムに拉致を許可したも同然の者がいて、殺害していた。しかし、それを行うには、校長の存在が邪魔だった。菊池直子は、この私立高校の校長家族を殺害している。菊池直子もA前首相で仮谷の娘として育ち、在家信者Kも、A前首相で仮谷の娘である。
 
 私立の女子高校が、オウムの食い物にされているいい例である。