宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件35-7 松山ホステス殺人事件(福田和子事件) 凶器

 凶器の帯締めは、後藤組の変装道具

 殺害に使われた帯締めだが、後藤組の構成員は、変装が得意で、痩せているのに、太った人に見せかけるために、帯を体に巻く。
 犯人の女は、太った人にみせかけるために身につけていた変装用のものか持参した帯締めで、安岡さんの首を締め殺害したのではないだろうか。
 犯人の未成年という設定のK沢H江は、赤軍派の森順子でT童よしみだった。
 後藤組は、一人の人を複数人で殺害しに行くことがあり、この事件の場合もそうだったことも考えられる。
 思いを寄せていたお客は、ホステスらに誰がタイプかを聞き、お客は品のある育ちのいい女性などと言ったという。
 実はこれは、ホステスが自分のお客にしようと狙っていた人物だったので、タイプだと言われた女性は、初めから、ホステス仲間に妬まれることが分かっていて、「その女をやれよ」という殺害を暗にほのめかすためのセリフだったようだ。
 そこで、犯人の女が一番殺したかった女をお客が指名したことにして、他のホステス仲間が、被害者の家を訪ねた。

 T童は太っているように見えるが実は痩せている。太っているように見せかけるために、帯を体に巻く。
 被害者の家を訪ねたのは、T童と、T童の母で、あとの者は、車にいたか、殺害の後、車で来た。
 殺害したのは、T童らしい。借金を被害者にするフリでもして、被害者が
断ろうとしたところを帯で首を締めたのだろう。

 家財道具は、福田和子(F元首相の娘)がもらったのだろうか。それとも、T童よしみの母だろうか(T童よしみとK沢春江の母は同じ人物である)。

 福田和子という別名を犯人にした事件の犯人は、T童よしみで森順子でT元外相だったのだろう。しかし、母親がかばい、大金を積み、保釈されたが、保釈金の金額が高かったので、通報者が殺害されてしまった。

 角福戦争をしていた福田の方を陥れようと、わざと福田和子の名前を金で買い、犯人の名前にしたのだろう。
 角とは、日中友好平和条約を結んだT元首相の名前で、福田は、それに反対する立場をとっていたのだろう。


 被害者は本当は誰だったのだろう

 被害者の安岡厚子さんとは、品が良く良家のお嬢さんタイプだったというが、安岡さんの家族の人たちは、どうなっているのだろう。
 おそらく、たいていの家族の人々は殺害されて、財産などを犯人らにふんだくられていると思われるが、この人物の本当の名前は何だったのだろうか。
 犯人(T童よしみ)の母親のT元外相(あるいはT童と同一人物)の父親に見せかけている人物(渡辺芳則)が扮している安岡R也だが、安岡R也の安岡とは、安岡厚子さんの関係者である可能性がある。
 安岡R也のイメージからし暴力団風である。
 安岡厚子さんは、暴力団の娘だったのだろうか。
 あるいは殺害して名乗っていたか、対立していた暴力団の娘ということになる。 
 T童と安岡R也の関係は微妙だが、親子に見せかけていて、実はT童が渡辺芳則をコントロールしているフシもあり、名前だけでは決められないが、
渡辺とT童が本物の安岡家の人を殺害して名乗っていたのかも知れない。
 渡辺芳則と後藤組の会長の関係は、親密(親子にも見えるが実の親子ではないらしい)であり、二人ともT童を妻にしているし、T童をめぐっていろいろな事件を起こしていると思われる(T童の実の父親はA生元首相かも知れない)。


 ホステス殺人事件は、福田の名前を貶めること、指名手配犯を逃走させることと二つの意味があったと思われる。
 
 F田赳夫元首相が締結した日中友好平和条約と、T元首相が周恩来と発表した日中共同宣言では見解に違いがあり、そのため、角福戦争が起きていた可能性がある。