宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件37-7 松山ホステス殺人事件(福田和子事件) 男は佐川事件の共犯者

 福田和子は、顔の割に男が放っておかず、男を手玉にとっては数々のお願いを男に聞き入れさせるテクニックを持っている、ということでマスコミにも取り上げられていた。
 しかし、それは、福田和子が資産家であることや猟奇殺人の犯罪歴を背景にしていたことはあまり語られていなかったようだ。

 売春宿(この呼び名も作られたものキャバレー・リドだと思われる)といっても、当時中学生だった福田(名前を金で買っている→その金で名前の本人福田は借金を返済)が夏休みのアルバイトでする程度のものだし、刑務所に収監されていたことがあるが、それは正確に言えば別人であったことなど、犯人の女のイメージを作るものが初めから誰かの意図的なものによるものが多いと思われる。
 家財道具を盗んでいたのは、犯人の女で、実際に福田和子の名前を持っている人ではないし、犯人自体は金に困っていたわけではない。 
 新学期が始まれば私立の中学に通学している犯人の女と、実際に福田和子という人が持つイメージは違うものである。
 思いを寄せていた男性も、犯人の女と恋人だった男だし、犯人の女は、この事件のあった時にも、周りにちやほやされながら生きていた。

 犯人の女をかばうために、名前を金で買ったり、6000万円の保釈金を出したり、そのために通報者が殺害されていたりして、福田和子事件の裏には、大金が動いている。
 
 犯人の女は、T元外相と金日成で渡辺芳則の娘であるが(本人は、S木H奈美で経済人か会社社長・T東京アナウンサーのK谷M生子?)、この女のどこが不幸なのだろう。
 
 実際に、福田和子という名前を持つ人は、警察に調べられているが、事件の犯人ではないとしている。犯人の女は、同僚だった福田和子という名前を金で買い、その名前を逃走犯として知り合いで愛人だった警察官(土田長官の名をかたる前川清)に頼んでいるに違いなく、さんざん騒がれた割には、金の力で真犯人にはたいした影響はなかったようである。
 
 被害者も生きていてる?

 松山ホステス殺人事件の被害者の安岡厚子さんという名前も、実は金で買われたものである可能性もある。
 安岡厚子さんという人は、タレントの安岡R也の妻であると思われ、妻も実在する。
 では実際に殺害されたのは誰かということになる。

 犯人の女が働いていた風俗店の持ち主は、犯人の女の店になっている(今も営業している→事件を起こしたのにつぶれていない)という情報もある。 この事件の被害者は、働いていた風俗店の経営者だったのではないだろうかという疑問が出る。
 犯人の女が借金に困り被害者宅を訪ねたといわれているが、それは被害者が風俗店の経営者だったからで、給料の前借や立替(実際には金にはそんなに困らないのに)の件で被害者宅を訪ねた、ということも考えられる。
 風俗店の経営者は、犯人の女の母親、であるかのように言われているが、実はそうではなく、風俗店の経営者を犯人が殺害し、それで母親であると風に話がすりかわっていることも考えられる。 

 本当の被害者は皇族だった?

 犯人の女が松山ホステス殺人事件で働いていたのは、売春宿ではなくキャバレー・リドで、犯人の女が働いていたことのある売春宿の事件とリドの事件をごっちゃにし、そこから被害者の名前が変わっていたことも有り得る。
 この店の業種が売春宿として勝手に変えてしまったのは、事件を持ち込んだ土田長官を名乗る演歌歌手Mで、初めから事件を犯人逮捕のためでなく、逃走犯にし逃走を手伝い、愛人の女に楽をさせようとした(逃走犯は捕まらないといい思いができるらしい)意図がある感もある。
 安岡厚子さんと犯人の女が働いていたのは、英国亭というキャバレーである。
 事件の関係者は、英国亭とリドを勘違いしているが、事件を持ち込んだエセ刑事によって事実を歪曲されている可能性もある。
 つまり、リドで起きた事件を英国亭のこととすりかえる何かがあったはずで、松山ホステス殺人事件では重要人物が殺害されていることも考えられる。
 その際、たいていの指名手配事件によくありがちなので、皇族に関わる殺人事件で、リドでは皇族を殺害していたのを英国亭の同僚で生きていた安岡厚子さんの名前を被害者にし、事件を隠匿したと考えられる。