宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 35-6  松山ホステス殺人事件(福田和子事件)

 1966年の刑務所事件

 F田元首相の妹は、1966年に愛媛県内で強盗事件を起こし、服役している。その時、後藤組の前身であると思われる、本郷会という暴力団も入所していて、看守を買収して刑務所内を好き放題にしていた事件があった。その時、福田和子という女は、女子棟に入ってきた暴力団にレイプされている。この事件はその後、発覚したが、その時の看守が2人位自殺をしている。
 F田元首相の妹は、そのことがあり、金に困るようになっていたとすると、松山ホステス殺人事件の金に困って安岡厚子さんを殺害した、というストーリーと一致するが、この時点で、犯人は福田和子であると断定していたため、福田和子の身の上にからめて金に困って事件を起こした、という事件内容が報告されたと思われる。

 後藤組は愛媛が苦手としていた
 
 愛媛県警は、1966年に起きた、暴力団囚人の看守買収事件で、看守が自殺をするという苦い体験がある。その前から後藤組の前身と思われる暴力団により、県内を荒らされていたことはうかがえる。
 果たして、愛媛県警は、後藤組の犯罪を正確に把握していたかどうかも気になる点である。
 そして、簡単に金でまたも買収され、

・犯人はT外相ということになったが、T元外相の別名者の母親が犯人になった
・自分の名前は使いたくないので、福田派の福田和子という名前を使いたい
・逮捕後、刑務所に入るのは困る
・刑務所内で死んだことにして欲しい

などの条件をのんでいた可能性がある。

 事件を持ち込んだ警視総監を名乗る人物と愛人関係 

 被害者を殺した女は、事件を持ち込んだ土田長官の名をかたる者(演歌歌手M)と親密な関係にあった(愛人関係)。
 犯人の女と土田長官をかたる者の間には子供がいる。
 
 結局のところ、この二人の目的は、自分の娘を殺害したT外相をかばうだろうと踏み、T元外相の別名者の母(K)に罪をなすりつけることだったのだろうか。
 
 F田元首相の妹の福田和子という名前が犯人の名前に使われたため、F田元首相は、自分の妹をかばうため、中国をバックに、無関係な女性をしつこくストーカーし、福田和子や松山ホステス殺人事件の逃走犯に見せかけることに躍起になっていた。
 そのせいで、福田和子の年齢とは一致しない女性も警察か疑いをかけられることになる。