宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 35-28    松山ホステス殺人事件(福田和子事件)のつづき

 被害者はNHKの会長もしていた?

 福田和子事件で殺害されたイギリス人は、NHKの会長職に就いていた人物だ、という説が浮上した。
 NHKの歴代会長を調べると、1982年には坂本朝一という人物と、川原正人という人物が会長職に就いている。
 二人の在任期間は次の通り。

 坂本朝一 1976年9月21日~1982年7月2日
 川原正人 1982年7月3日~1988年7月2日
 
 このうちの坂本朝一という人物が被害者であるらしいのだ。

 坂本朝一氏は東京出身のテレビ・ディレクターである。
 在任は事件直前の7月2日だが、この直後の8月19日頃に殺害されている。
 坂本朝一は、NHKの「朝の連続テレビ小説」の生みの親であるという。
 ロッキード事件で、田中角栄邸を見舞って辞任した小野吉郎の後任だったということだ。
 
 NHKは、犯罪者に対して妨害電波を送っているが、福田和子に会長が殺害されたことにより、今度は福田和子がその電波を自分と敵対する者に対しての盗聴に利用していたのだ。
 福田和子は、郵政省やNHKに対して憎しみを持っていたのは、犯罪者に対する盗聴行為を恨んでいたためである(K泉、A倍→K泉純一郎は郵政省を分割民営化したし、A倍晋三はNHKが嫌いで国営放送を止めて民放にしようという政策を秘めている)。

 それでも、指名手配犯として逃走している間は盗聴は福田和子に機能していた。しかし、逮捕された時から警察がそれを見抜けなかったために、今度は一般市民が盗聴行為を受けるハメになった。
 そして、これが1997年頃からの日本人の自殺率の急激な上昇と関係があるかも知れないのだ。


 安岡厚子は福田和子

 福田和子という名前を名乗っていたのはT中真紀子で、松山ホステス殺人事件で被害者を殺害したのは安岡厚子である、という名前のすりかえが起きていたようだ。

 この事件の本当の犯人は、安岡厚子という名前を名乗っていた女で、もともと福田和子という名前ではなかった。
 被害者が安岡厚子だと思われていたのは、安岡厚子と名乗る女に殺害されていたからで、本当は被害者は英国屋の経営者である。
 福田和子は名前を取られてしまったようだが、逮捕された人物は被害者を殺した女である。
 田中真紀子は、この事件で娘の真奈子の父親と直後に娘の真奈子を殺害されている被害者の家族である。
 名前を貸せ、と安岡厚子に脅されて貸してしまったらその名前が指名手配犯になったのだろう。
 被害者の家族と犯人がごっちゃにされたのが福田和子だったようだ。
 
 家族関係もこのようなことかも知れない。

 被害者    福田隆志(死亡)→N田貴之
 被害者の妻  福田和子
 福田夫妻の子 T中真奈子(死亡)→後から男になっている(孝行→被害者の名前と共通している)

 犯人     安岡厚子

 家財道具を盗んだ

 福田和子が安岡厚子の家の家財道具を盗んだと言うことだが、盗んだというよりも、安岡厚子が住んでいた家にあった家具がもともと安岡厚子のものであるので、安岡厚子が犯人だったということだろう。
 家財道具を盗んだ、とすれば、安岡厚子が英国調のインテリアに憧れを抱き、それが殺害動機になった、という意味ではないだろうか。
 被害者は、イギリス人であり、経営している高級飲食店がイギリス調のインテリアで統一されていたので、安岡がそれを欲しい、と思ったことが動機だったのだが、そのことを、事件の時に家財道具を盗んだ、ということにされてしまったのだ。
 安岡の欲しい、という欲求は、そのこと(家具)に象徴されるだけで、多分、被害者の財産や地位など全部ひっくるめてそれが欲しい、と思ったということだろう。
 あるいは、家具を盗んで車に載せたとすれば、ドレッサーやソファなどに遺体を入れて運ぶための作業だったのではないだろうか。
 そして、本当の被害者をどこかに埋めたか遺棄し、その後、本当の被害者が誰であるかわからなくするために、別の人を殺害して安岡厚子の服を着せて安岡厚子が殺されたように見せかけたのだ。

 遺体の遺棄場所

 犯人は、当時、イギリスの首相をしていたので、本当の被害者を遺棄した場所は、イギリスの首相官邸あたりかも知れない。
 娘の真奈子は、硫黄島の洞窟内に遺棄されたと考えられている。
 硫黄島は、現在、防衛省とNTTの職員、工事関係者しか入れない。NTTの職員が硫黄島に入れるのに、何故か自衛隊の携帯電話はモトローラ社の衛星を使用したモトローラ社製の携帯電話である。
 モトローラ社はイラン大使館の隣にある。モトローラ社は多くのイラン人を殺害し、アメリカの自動車電話と日本の硫黄島が圧力になっているのかも知れない。