宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件37-2スーパー菓子袋開封事件(菓子毒物混入事件) 次の標的は、冷やし中華

 オウム信者は、夜間や休日などには、食品工場などでアルバイトをすることがある。冷やし中華を製造しているS社には、井上嘉浩が現在働いている。この工場で毒物を混入させるか穴を開けるかした製品は、スーパーの売場に並ぶ。特に、シーズン直前のこの時期に安売りされている冷やし中華には、注意をした方が無難である。

 しかし、菓子袋のように、店頭に並んでいる菓子の袋に穴や切り口を作り、そこから毒物を混入することも可能である。
 何の製品にしても、購入する際には、チェックした方がいいのは当然である。特に、店内はもとより、店先に並んでいる商品は、店員の目が届かず、犯人が購入するフリして、開封状態にすることが出来、一層の注意が必要である。

 オウム信者らにより毒物が混入されている可能性のある食品
 売場から突如として消えた食品には、客からクレームがついたか、店員があやしいかな、と疑問を持った物が多い。
・ハンバーグ弁当
・ベーコン
・牛肉
・野菜
など
 この他、ある特定の大手スーパーの競合店も、何かしら妨害をされている可能性もある。

 なお、開封された菓子を購入した客が、あまりの大きな切り口を不審に思い、警察に届けたところ、ダンボールを開ける際、店員がカッターでダンボールと一緒に開封してしまったのだろう、と言い、取りあわなかった。しかし、開封された菓子袋の切り口は、ハサミなどでほぼ一直線であり、偶然に開いてしまったものとは言いがたい。
 このように、警察に届け出ても、真面目に調査してもらえない場合もあり、客の日頃の注意が被害を防ぐ最大の手段である。

 菓子袋開封事件(菓子毒物混入事件)の前にも、同じ地域内で買い物をした客が、スーパーで購入した食品を食べて死亡したと思われる事件も発生しているという(死因については原因不明とされた)。

 平田信が食肉業者

 平田信江東区新砂にある焼肉店を経営している。この焼肉店は、平田信が経営する食肉業者会社から肉を仕入れている。
 この食肉業者は、芝浦にある。
 餃子事件の起きる直前、問題の冷凍餃子を販売していたコープの別の支店に、食肉業者である平田信が出入りしていた情報がある。
 コープも、平田信の業者から肉を仕入れているのだろうか。
 そして、人件費を浮かせるために、肉や材料を中国に輸出し、中国の工場で冷凍餃子を生産し、日本に逆輸出したのだろうか。それとも、流通の時点で平田信が関わっていて、その時毒物を混入したのだろうか。
 オウム真理教の中国版に法輪功という宗教団体があり、麻原と同一人物者か教祖をしている。
 中国の餃子工場の中に、この法輪功の学習者が働いていた可能性もある。

 コープを経営していると思われる日本共産党の委員長は、麻原彰晃と似ていなくもない。

 平田信と関係?肉業者

 コープ東京が仕入れている肉業者の中に、H田牧場という会社がある。この業者の息子が平田信という名前だった可能性がある。オウム信者の場合、本名をオウム内で呼ぶことはほとんどなく、たいてい殺害した者の名前を呼んでいる。逃走犯の平田信は、このH田牧場の息子だったとすると、H田牧場は殺人者の言う通りにしている可能性があり、もし、平田信が肉に毒物を混ぜるか、牛や豚の飼料に毒物を混入させろ、と言えば、その通りにせざるを得なかったことが考えられる。