宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 ⑪-9    ケネディ大統領暗殺事件のつづき

 
 ケネディ大統領の暗殺犯は、ヒラド、A首相、K元大統領である。

 ケネディ大統領暗殺に関わるマフィアがジャック・ルビーの所属するマフィアで、捜査する側のFBIがマイヤーズ・マフィアというマフィアであるという話もあるが、しかし、それは見せかけでマイヤーズ・マフィアの一人がFBIになりすましていたことも考えられる。
 当時の証言に、丘の上に警察官の制服を着た男が、銃でケネディ大統領を狙撃するのを見た、
というものがあり、ヒラドがその人物にあたる可能性もある。
 ヒラドは、東条内閣の内田信也という人物で、東条内閣で農商相だった。

A首相は、ラムズフェルドと同一人物でB家である。同時に軍産業の率いる人物でもある。

 K元大統領は、白人主義者である。ケネディの乗った車の後部座席にいて、もし一大事があったら後ろから飛び乗るなどの約束事があったという。
 この後部座席の男は、K・Hという名前でK元大統領は、B・Kという名前であるが、苗字と名前を逆にすると発音がそっくりである。ケネデイ大統領暗殺の話に、当時のB・K議員は登場する。

 A首相とヒラドの信仰する宗教は、ローマ・カトリックで、ケネディと同じである。ムッソリーニを崇拝していたと思われる。A首相とヒラドはマフィアに関係する人物らで、ケネディがやろうとしていた麻薬撲滅に腹を立てた。
 暗殺の前には、キューバ危機で起きていて、キューバといえば、麻薬密売によく名前が出ていた。
 このことに危険を感じたのが、アメリカマフィア(マイヤーズマフィア)である。アメリカのマフィアはたいていイタリア系で、しかも、同じローマカトリックを信仰する人間が、暗殺犯にしてみれば、許せないことだったのではないだろうか。なぜなら、マフィアの最大の資金源が麻薬だからである。マフィアは麻薬を絶たれると資金がなくなり、存続自体が危うくなる。しかも、麻薬をやっている人間はマフィアだけとは限らず、警察官や一般人にも浸透していて、麻薬がなくなると困るのは、こういう人たちも同じだった。
 ケネディ大統領暗殺に関係していると思われるマスコミ関係者がいたのも、麻薬をやっているという犯人との共通点があったばずである。
 
 K元大統領も、マフィアと関係があり、麻薬を絶たれると困る事情があり、しかも、白人主義者だった。
 麻薬の多くは、白人社会から出まわる。
 他国で栽培された麻薬は、アメリカやイギリスに入り、そこから第三国へ流れる。

 そういう意味で、ケネディは白人文化にまるでケチをつけているように見えた人も多かった。
 しかし、それをやりすぎたために、暗殺されてしまったのだ。


 ケネディは、正義の人のように言われるか、実はそうではない、と言う人もいる。 
 結局、その時代に何があったかで、大統領や首脳の思想がわかる。
 ケネディ大統領の当時、キューバ危機やベトナム戦争赤狩りなどがあり、彼は、共産国が嫌いな人だったことが伺える。
 しかし、人々が苦労をしたか、割合しないでいられたかで見ると、苦労が多かった時代であったと思われる。
 ケネディの信仰する宗派は、ローマ・カトリックであり、本人か親戚がファシズムムッソリーニと親交があったと思われる。それが、赤狩りの原因であるとは言えないが、イタリアという国を見ると、独裁政権と差別と組織の腐敗が蔓延していた。
 しかし、赤狩りをするにも相当の資金が必要だったはずである。これは、ケネディアメリカのロックフェラー財閥の息子だったと思われる理由のひとつでもある。 ベトナム戦争赤狩りなど、ケネディの時代には、共産国が痛手をくらっていたはずで、これは、イタリアの思想とも一致する。
 ケネディがロックフェラー財閥の息子であるふたつめの理由は、日本のS川財団の会長の故・S川氏にケネディの顔が似ているという点である。

宝剤探偵所の迷宮事件 -10(4月8日)につづく