宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 45-3  福岡OL遺体遺棄事件のつづき 江東区の病院で解剖殺人、福岡に運び遺棄

 遺体の切断は列車ではない?

 殺害は、額賀さんが働いていた会社の食堂ではなく、会社の近くにT療育施設という病院があり、殺害は、ここで行われていた可能性がある。また、隣接する場所に都立の高齢者病院があり、殺害はここである可能性もある。
 このT療育病院は、障害者を支援する施設であり、オウムはよくこのような病院の職員や患者であったりすることがある。
 また、高齢者病院では、自家発電をしており、自家発電をするのは、犯罪に関わることをしていることが外部に漏れるのを防ぐためであるというのが定説になっている。
 解剖を行ったのが、T療育病院か高齢者病院だとすると、病院の手術室で、病院にあるレーザーメスや医療用切断機を使用して額賀さんの遺体を切断したと考えられる。
 遺体は、ミイラを製作する時のように内臓を取り除き、遺体をT療育病院の近くのT化工社(冷凍マグロを扱う)の冷凍倉庫で冷凍し、航空便を使用し福岡県まで運んだ。ミイラを作製するように内蔵を取り除くことをオウムでは血のイニシエーションと呼んでいる。
 そして、胴体部分を福岡県の海に遺棄した。
 
 殺害の動機は、額賀さんの母親が1980年代に起きたある事件で(佐川一政事件)被害者として死亡していたが、同じ会社の中に、その時の犯人がいたためで、額賀さんが被害者の娘であることが犯人にわかってしまったからである。
 犯人の女は、福田和子と同一人物で、佐川一政も同じ会社で働いていた。
 額賀さんの友人の女性が、犯人との仲介役を果たしていたようだ。
 額賀さんという名前は、友人の方の名前だったが、何故か被害者の名前となっている。
 犯人とオウムは、額賀さんが入院していた病院の職員だった。

 犯人と被害者はある事件の被害者と加害者だった

 額賀礼子さんは、佐川一政事件で死亡した女性の娘だった。
 佐川一政と額賀礼子さんの関係は、都内のあるBという学校の国語の教師(次の校長と同一人物)と教え子の関係だった。
 しかし、夏休み中に、佐川と共犯者の女は、フランスに行き、そこで知り合ったか同居していた被害者の母親(佐川事件で殺害された女性)を殺害し、人肉を食べた、として逮捕されたが、巨額の保釈金のせいで精神鑑定の結果、無罪となっている。
 しかし、被害者の娘と犯人らは、江東区南砂近くの会社で働いていたが、
お昼休みなどで顔を合わせていて、佐川事件の被害者の女性の娘が額賀さんであることを知り、事件を知られると困るので、殺害した。
 
 犯人はオウム真理教でもあるが、佐川一政は、暴力団工藤会会長(大内利裕)であり、共犯者の女は、オウムの都沢和子である。
 さらに、被害者の額賀さんと一緒にお弁当を食べていた女が、手配写真の女であり、手配写真の女(林真須美)は、額賀さんのものではない。
 額賀さんが殺害された後、一緒にお弁当を食べていた女は、額賀さんの知り合いだった男性と二人でお弁当を食べていた。
 オウムの松本知子が、工藤会会長の妻でもあるが、工藤会会長は、麻原彰晃ではない。
 暴力団は、一人で何人もの名前を持ち、性格を使い分けている。


 殺人・・・・オウム真理教
 遺体遺棄・・大内利裕で工藤会会長
 首謀者・・・石井久子(カシマレイコ)

 被害者の名前が違う?

 警察の捜査で、被害者の名前は非常に重要であるが、時に、大変なミスをすることがある。
 ミスとは、被害者と加害者の名前を間違えることである。
 遺体に語りかけて名前を知る場合も現実にあるが、これが間違いの元である。殺害された遺体の場合には、被害者は、すでに加害者の名前となっている。あなたの名前は何ですか、と遺体に語りかけた場合、もし殺人事件で殺害された遺体であれば、加害者の名前を言うのが今までほとんどである。
 この事件でも、被害者の名前を割り出す時に、その方法がとられているならば、被害者はすでに犯人の名前を言っていることになる。
 この事件でも、額賀礼子という名前は、被害者の名前ではなく、加害者の名前である可能性が出て来る。
 この事件の加害者は額賀礼子で、被害者は、加害者といざこざがあった女性であると思われる。
 事件があった当時、急に会社に来なくなった女性の名前は、川嶋敦子という。この名前は本名か偽名かはわからないが、1980年代に被害者と思われる女性が名乗っていた。
 加害者であると思われる額賀礼子(石井久子?)とは、中学の同級生だった。 
 さらに、顔写真も別人のものである。