●事件名
福岡OL遺体遺棄事件
●事件の概要
2010年3月15日頃、福岡県の福岡湾で、額賀礼子さんと思われる30代女性と思われる遺体の一部が発見された。この遺体は、バラバラになっており、殺害後、切断され海に遺棄されたものと思われる。
失踪したのは3月5日頃であるといわれる。
●事件の背景
額賀礼子さんの写真が公開され、捜査本部が設置された。
額賀礼子さんの顔写真は、和歌山ヒ素カレー事件の林真須美容疑者に似ており、もし、林真須美が生きているとすれば、発見された遺体は額賀さんではないことになる。
●犯人は誰か
2010年3月5日頃に額賀さんは行方不明になっているとされる。
公開された写真の女にうりふたつな人物が事件当時働いていた会社が都内にある。
この会社はM運輸という会社で、倉庫兼会社となっている。
公開された写真は別の女性
2010年3月頃、この会社で一人の女性が急に会社に来なくなり、行方不明になっていた。
その当時、会社で使用していた名前はわかっていないが、この女性は1983年頃、都内の私立中学に入学していたK島敦子さんという名前の女性であることがわかっている。
2010年女性が行方不明になる直前に、女性と仲が良かった男性がいた。会社のお昼休みには一緒に弁当を食べていたり話している姿が目撃されている。
しかし、2010年3月5日前後に、この女性と別の女性と男性と三人で話している姿を目撃された後、K嶋さんと思われる女性が会社に来なくなり、行方不明になったなどと思っていた人もいた。
実は、K島さんと男性と話していたもう一人の別の女性の顔が公開されている額賀さんの顔によく似ている。体格も太っていて、この女性が公開された額賀さんである可能性が高い。しかし、この女性は、額賀さんが遺体であがった後も、会社で男性と話している姿を目撃されており、この女性が死亡した女性ではないとすると、公開された写真は実は別人の友人のものであることがわかる。
江東区内を走る貨物列車
M運輸の近くに貨物線の線路が走っている。
この貨物線は、越中島貨物線といい、越中島貨物駅から新小岩までを結ぶ、貨物列車である。
輸送しているものは、列車のレールである。
線路の途中にJRレールセンターがあり、このJRレールセンターで製作されたレールが、JRや営団地下鉄、私鉄線のレールに使用される。
越中島線の通過地点に「線路公園」という公園も最近出来て、貨物線の紹介などもされている。
しかし、この越中島線の線路では、何件かの轢死事件が起きていると考えられていて、地元の警察署や越中島線が走る区内の警察署では有名な列車である。
バラバラにするのに列車を使用
額賀さんの遺体は、バラバラにされた遺体といえるが、実はこの人の遺体をバラバラに切断するのに、列車を使用している可能性がある。
線路上に殺害されたか負傷した人間を放置し、その場所を列車が通過すると、人間の遺体は切断される。さらに、人の遺体を毛布か布などでくるんだ後に列車で轢くと、きれいに切断されるといわれる。
額賀さんの遺体の切断面がもし、刃物のようなものでないとしたら、列車で轢かれ切断されたことが考えられる。しかも、額賀さんとよく似た女性は、列車の走る江東区内の同じ地域内にあり、行方不明になった女性も同じ会社で働いていた。
犯人は、額賀さんを呼び出したか自宅まで尋ねて殺害したか負傷させた後、線路まで運び、列車で轢いた。そして、その遺体を福岡まで運び、福岡の海に遺棄したと考えることが出来る。
公開された写真は行方不明になった女性とは別人のもので、被害女性と一緒に話していた人物だが、
遺体の頭部が発見されていない為、入れ替えられた可能性が高い(警察はこの事件を本当に捜査しようと思っているのか、疑問である。公開捜査とは、通報者を陥れるためのものであることがうかがえる)。
そのため、被害女性の名前は額賀礼子さんでないことが考えられ、被害女性は額賀さんと一緒にいたK嶋さんの方であると思われる。