宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-241    小杉巡査部長はA生太郎で大内利裕

 西村刑事

 元富士警察署に、菊池直子と同級生(恋人)だった西村という人物が警察官となっており、菊池直子が逮捕された直後に、菊池直子をかばうために「逮捕した女は菊池直子ではないようです」などとウソの電話を警視庁にかけ、電話に出た何者かがそれを認めている。
 そのため、せっかく逮捕した菊池直子を釈放し、同じ場所で逮捕されていた高橋克也も釈放されることになっている。
 西村の顔は、カツラをつけていないA生太郎の顔によく似ている。A生太郎は、実は髪の毛が一本もは生えていないスキンヘッドで、小学生に扮していた時もハゲと呼ばれていた。
 小杉巡査部長とは、この西村刑事のことだろうか。
 A生太郎は、菊池直子の実の息子であるが、夫や父親にも扮装する。
 A生太郎は、オウムでは大内利裕(としやす)という幹部であり、公安警察官として知られている。
 確か、小杉は元富士の公安警察官だった。
 H本龍太郎との関係だが、I原S太郎は、もともと、龍太郎の父親の龍伍という人物だった。そして、息子のA生太郎が、H本龍太郎として岡山で立候補したが、顔が不細工という理由で、父親のH本龍伍が顔を色男に変装して自分が龍太郎をやる、と言って立候補し、それからH本龍太郎はI原S太郎が扮することになった。A生太郎は、H本龍太郎という名前が好きだったので、H本龍太郎の名前を返せ、と思っている。
 この話からすると、A生太郎は、H本龍太郎でH本龍太郎の息子ということになり、小杉の人物像に近いのは、A生太郎であるということになる。そして、西村という警察官は、菊池直子の恋人だった人物で、菊池直子を釈放した警察官の麻生で大内利裕ということになる。
 小杉がオウム信者であること、警察の内部情報に詳しいこと、A本龍太郎の息子であること、以上の点から、小杉巡査部長は、大内利裕でA生太郎であると考えられる。

 A生太郎は、母親の菊池直子をかばったために、菊池直子の身代わりを立てる必要があり、そのために菊池直子でない人を菊池直子であるとしつこく追い掛け回し、そのことに疑問を持つ警察官などをトイレ内で自殺に見せかけて殺害している。

 この男は、酒鬼薔薇聖斗とも同一人物で、警察に挑戦的な脅迫状を送りつけた男として知られている。
 国松長官狙撃が1995年3月30日であり、兵庫県須磨区で起きた酒鬼薔薇聖斗の事件が1997年5月であり、その間2年が経っていて、菊池直子をがはいだてしたために、警察に恨みをつのらせていたと考えられる。
 
 小杉巡査部長の電話により、菊池直子は釈放され、小杉はその後、公安警察と名乗り、運転免許試験場ではない場所で、手当たり次第女性に対し菊池直子だと冤罪をかけて、ついに警視総監賞までもらうに至っている。
 そして、このことがなければ、その後のオウム事件もなかったし、日本人も大量死しないで済んだはずだ。
 後藤田正晴一人がかばったからといって、犯罪人を無罪にし、冤罪の立役者に警視総監賞を授与させるとはどういう神経なのだろう。
 エリートの考えることは、国民のためにはならないいい見本である。
 客観的に日本国をプロデュースしているつもりだろうが、その客観していると思い込んでいる目が盲目である。
 彼らのもやしのような思想でいけば、最終的に世の中は、暴力団国家となる。