宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-333    仮谷さん拉致事件のつづき

 1995年の仮谷拉致事件は偽装工作?

 仮谷拉致事件の時、上大崎の路上で仮谷氏を拉致し無理やり富士山のサティアンに連行して殺害した、ということだが、これは、仮谷さんの拉致殺害を隠すための偽装工作ではないだろうか。
 仮谷氏はその時すでに死んでいたが、警察が捜査するという情報をキャッチし、いかにもまだ仮谷氏がその時生きていたように見せかけ、本当の死亡日時をあやふやにさせるための偽装工作だったとは考えられないだろうか。
 仮谷拉致事件の指示をしたのは、麻原彰晃だといわれるが、仮谷氏の拉致の時に麻原は現場にいたのだろうか。あるいは、麻原より強く出られる高橋克也の姿はあったのだろうか。
 感触では、拉致した信者らは、麻原か麻原に似せた声の人物の指示により、拉致をしたらしい。しかし、現場に麻原も高橋もいなかった。しかし、拉致されたはずの仮谷氏がもしも、高橋の変装であるとすれば、拉致した者の中に高橋克也がいたことになり、拉致された本人があれこれ指示をしていたことになる。
 仮谷氏を1994年に殺害した後、高橋が仮谷氏になりすまして、公証役場に出入りし、拉致の当日から姿を消した。そのようにすると、いかにも拉致されたのが1995年2月28日であるかのように見せかけられる。
 仮谷拉致事件の時、警察は何を捜査しようとしていたのだろうか。
 1ヶ月前に起きた阪神淡路大震災がオウムと関わりがあることがわかったのではないだろうか。

 遺体をバラバラにするのには場所が必要

 仮谷氏を殺害して、遺体をバラバラにして数ヶ所に遺棄したとすると、遺体をバラバラにする施設などが必要になるし、病院など特定の場所でなければ血だらけになり、怪しまれるしいつ犯行が発覚するとも限らない。
 病院の手術室でバラバラにした、ということも考えられるが、例えば、血が飛び散ったりしてもすぐに掃除の出来る温泉施設の風呂場などは、場所も広いしいつでも湯や洗剤で洗い流せる。
 兵庫県朝来市の大和田医療センターで、麻酔を打たれた仮谷氏は、そのまま淡路島にあるM帆の郷という温泉施設に運ばれ、風呂場でバラバラにされ、遺体の一部をSいのみという料理店の裏庭のぶどうの木の下や、工事中の明石海峡大橋の橋のたもとや大阪湾、近くの松帆の裏原発の敷地内に遺棄した、という推測も出来る。
 原発は、扱い方ひとつで災害を招くこともあるだろう。しかも、原発所の敷地内に仮谷氏の遺体の一部を埋めて地震を起こすつもりで原発機の操作をしたなら、それを何度も繰り返すことにより、人工地震が可能であると考えられる。
 また、遺体をバラバラにする道具は、ノコギリだといわれるが、電気ノコギリ(チェーンソー)のようなものや、レーザー銃のようなものであると考えられる。もし、病院であれば、切断機などもあるのではないだろうか。
 犯行現場に温泉施設が使用されるというのは、温泉が地震と関係があるからである。
 温泉は、地下のマグマにより暖められた地下水が噴出して温泉施設に流れる。そして、地震の原因のひとつに地下活動→マグマ活動がある。
 温泉施設で遺体を解体するという意味は、掃除が簡単という他に、地震が起きるかも知れないというテロリストにとっての期待感があるのではないだろうか。