宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 30-56    上野公園ボート池男性殺人事件 誰も死んでいない公開捜査

 誰も死んでいない公開捜査 これが真相か
 
 上野公園ボート池男性殺人事件では、誰も死んでいなかったことがわかってきた。
 子供のことで揉めていたK府田とI原S太郎だが、I原は、K府田に迷惑をかける方法を考えた末に、K府田の顔に変装して偽装自殺することを思いついた。
 そして、公開捜査にすることにより顔を公表し(似顔絵)、なるべく身なりをみすぼらしくしていかにも日雇い風に見せかけて、K府田が浮浪者に見えるように仕向けた。
 このことにより、K府田は乞食呼ばわりされるようになり、周囲からもニセモノだ、などと言われるようになった。翌年には、実はI原とグルだった妻が偽装病死した。
 この偽装自殺や偽装病死の目的は、K府田に迷惑をかけることと、事件が暴かれずにホテルの経営権を国府田に奪われないようにすることだったのではないかと考えられる。
 似顔絵の顔は、I原の変装の顔を直接描いたのではなく、あらかじめ用意してあったK府田の写真から似顔絵を描いたもので、描いた者は、Sくらももこで婦人警官である。
 I原は、山谷I成という別名がある。事件の当日深夜に、山谷と佐藤E吉というK府田の別名者が公衆トイレ内で争うところをわざと人に目撃されてもいる。しかし、この争いが自作自演であり、国府田はK泉から金をもらうこと、I原はK府田に迷惑をかけることを目的としていた。
 山谷という名前から、日雇い労働者を連想させる。このことにより、日雇い同士の喧嘩の末に見せかけかったのだろう。
 偽装殺人ともいえるが、争いを見られたのが深夜、「遺体」を発見したのが午前6時頃で、3~5時間も池に浮かんでいるわけにはいかないので、深夜から朝にかけてはI原は岸で座っていて、6時近くなってから池に再び入り出したので、偽装自殺ともいえるわけだ。
 
 この事件では、誰一人も死んでいないのに、公開捜査をしたという特徴がある。
 何故、I原にそれができるかというと、I原が警察上層部と同一人物者だったからである。上野警察署にYという事件担当の警察官がいるが、この警察官がI原と同一人物である。
 池から遺体を引揚げた後、正気に戻ったフリをして起きあがったI原は、同僚の警察官にどうしてもお願いします、と頼んで、公開捜査の手配書を作成した。
 警察署から出たI原は、イラクに行き、K泉の身代わりとしてフセインだと名乗り、処刑させられたが、生き返ったという。
 しかし、生き返ったというよりる、I原とW・プッシュは同一人物なので、処刑したことにしただけだ。
 そして、その後日本に帰り、そのことを恩に思ったK泉や可哀想がるM元首相らの計らいにより、首相に抜擢された。それがA倍晋三である。
 A倍晋三とI原S太郎は同一人物である。

 I原S太郎は、相当の謀略家のようである。
 I原は、公開捜査の手配書の作成をすることに慣れており、警察上層部と同一人物である。
 オウムの指名手配もI原が作成したものだが、三人の逃走犯をよく見ると、全員が同一人物で、I原の整形写真であることがわかってきた。
 オウムの指名手配書にしても、上野の事件の手配書にしても、目的は謀略であり、事件が未解決になれば目的は果たせたも同じである。
 人の目をかいくぐって事件を起こし、それが未解決ならば、相当のいい思いができる。警察はI原のおもちゃと化していると考えられなくもない。

 子供はどうなったか

 K府田の子かI原の子かで揉めていた子供だが、静岡県A市のヴィラという貸し別荘に親二人と三人で泊まっていたが、母親が子供プールに入っている子供を殺したように見せかけて家の外へ出させ、待っていた妻の父親と共に貸し別荘をあとにした。妻は父親には「子供は死んだ」と言っていた。
 しばらく伊豆高原で働いたあと、自宅へ帰った父親は、家に子供がいるのを見て「ニセモノだろう」と思った。
 しかし、本物だったので、父親の方が騙される格好となったようだ。

 子供の実父だが、K府田でもI原でもなく、第三者の子であることもわかってきた。しかし、I原が何故登場してくるかというと、K府田の妻の息子がI原だったからである。そして、子供の父親は、M元首相(渡辺芳則)である。