宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 54-2    チェルノブイリ原発事故のつづき

 非常用発電機

 4号機の非常用に使用されることになっていた非常用発電機は、北朝鮮が製造したものであるという説がある。
 北朝鮮は、軽水炉建設をスイスのA社(ドイツの多国籍企業GE社と同じ系列?)という会社に依頼しているというが、この非常用発電機もA社のものなのだろうか。
 北朝鮮では、原子炉に人間を入れて核燃料を燃やして電力に使っているという噂がある。
 この建設に群がる欧米人政治家がいるといわれているが、これがタリバンのメンバーである。 
 タリバンの首謀者は、スウェーデン国王であるが、スイスのハプスブルグ家の一族である。
 A社がスイスのハプスブルグ家系の企業なら、北朝鮮軽水炉(原子炉)を建設している会社と同じということになり、軽水炉に人を投げ込んでいるのは、軽水炉をコントロールしやすくするためのものである(原子炉と軽水炉の違いはたいしてない。原子炉は、軽水炉を使用して冷却しているので、軽水炉を使用する原子炉のことを軽水炉と呼んでいるのだろう)。
 北朝鮮軽水炉開発に群がっているのは、政治家だが、同時に電力会社の幹部でもある。

 外国で製造された非常用発電機
 
 チェルノブイリ原発の原子炉4号機は、ソ連が独自に開発したもので、もともと軍需用を産業用に転用したものだ。
 だから、初期段階で爆発物を仕掛ける可能性は低い。
 しかし、外国製の非常用発電機なら、輸入してきたものなので、初期段階で製造途中に爆発物を仕掛けられるということは考えられる。

 また、この非常用発電機というのが何なのかよくわからない。

 原子炉4号機の電源が切断されたことを想定して、外部電源用として非常用発電機を使用するとするならば、この発電機は、非常用ディーゼル発電機である。
 この発電機が外国製のものなら、ソ連の電源と規格が合わないことが考えられ、規格が合わないのに使用したために、ショートしたか、爆発したということが考えられる。
 この非常用ディーゼルが規格が合わないことを知らずに使用していたためにショートか爆発したが、それが4号機の安全システムと連動していたために、4号機に電線などによってつながれていて、連鎖して爆発した、ということも考えられる。
 外国製の非常用発電機と原子炉4号機では、製造した国が違うので、4号機とも規格が合わなかった可能性がある。
 結局、4号機の電源が有事により切断された場合に、非常用ディーゼルで安全システムが正常に動くかどうかの実験は、失敗だったということになる。
 失敗したために、原子炉爆発が起きた(二度目の爆発の時?)、ということにもなるだろう。
 
 電源の規格が合わなかったことをもし誰かが気づけば、この事故は起こらなかったかも知れない。
 と、いうのは、犯人は、規格が合わないことに気づく者がいないだろう、と踏んで、それを使用すれば、非常用ディーゼルの中に仕掛けられた中性子爆弾が爆発するように製造していたのだ。
 これは、「罠」と呼べるもので、犯人がわざとディーゼルの中に中性子爆弾を仕掛けて、規格が違う(外国製→北朝鮮製のもの?)ことをチェックしなければ、使用と同時に爆発することを読んで、わざと持ってきたものだったからだ。
 
 作業員は緊急停止ボタンを押していた

 4号機を止める直前に、4号機の作業員はクライムという緊急停止ボタンを押している。
 こうなるまでの経緯は、ある物質が多く出過ぎたために、炉の中の温度が低下していた。そうすると、不安定になるのだが、実験の時間が延びていたために、炉を安定させようと思って、温度を上げていたのだ。
 制御棒を上げていたというのもそのせいだろう。
 クライムボタンを押したのは、この炉の温度が下がらなかったためである可能性もある。
 温度を下げていたある物質は、中性子を吸収するのに有効な物質だが、この物質が出ていたのは、隣にあるディーゼルから中性子が洩れていたのを、4号機からのもと錯覚したために増えていたのではないだろうか。
 炉の温度が下がっていたので、中性子は4号機のものではない可能性があるからだ。
 この非常用ディーゼル中性子爆弾が仕掛けられていたせいで、実験の時間が延長されていたと考えられる。もし、4号機の停止ボタンを押したら、そこで爆発が起き、終わってしまうからだ。そこで、作業員はクライムボタンを押したのだ。
 しかし、その不安は現実のものになり、非常用ディーゼル中性子爆弾によって爆発し、それが安全システムと連動している4号機に移ったのだ。

 そして、4号機も爆発した。

 事故の原因

“鷯鑞僖妊ーゼルに中性子爆弾が仕掛けられていた。
規格が合わないことを知らずに使用し、非常用ディーゼルは爆発したが、それが安全システムによって連動されている4号機に移って原子炉4号機が爆発した(非常用ディーゼル発電機は、国内産を使用すること)。