宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 55    福島第一原発事故のつづき

 これは無意識であると思われるが、彼らにとってテレビの運営は、災害中の混乱を収める作業よりも優先するべきことだった可能性がある。
 
 また、テレビは、3月11日中も放送していたが、翌日に原発事故が起きるまで、首都圏に福島から電力は届いていた。
 テレビの放送のために無理に電力を復活させようとして、電源のスイッチを切れないでいたので、それで原子炉が炉心溶融した、ということはなかったのだろうか。

 放送局に電力を供給しなければならない、という無意識?

 事故の直前、何故原子炉を停止していなかったのか、というのは、ずっと疑問として残っている。
 水管が破壊されていたなら、冷却水は来ないので、原子炉を止めていた方がマシだったのに、逆に水が来ないから止められない、といういうような理由で止めなかったというのは本当だろうか。
 少しでもテレビの放送に支障がないように原子炉の運転を停止できなかったのではないだろうか。
 災害直後の原発所内は、電力の供給が滞ってはならない、という意識がはたらいていた。それが何なのかがわからないのだ。放送局に電力を供給する、という思いが無意識にはたらき、それが原発事故を招いた、と考えられないだろうか。
 3月11日にも翌日もテレビはずっと放送していた(通常も東京のテレビは24時間ずっと放送している)。
 企業が夏場に15~25%の電力カットをしていた時(主にクーラーの温度を上げるなど)も、テレビは深夜放送をしていた。
 テレビ局は、計画停電や自主的な電力カットに協力していたのかどうかもわからない。
 出力電源のパワーを低くするなどのカットが行われていたのかもわからない(企業の場合は、業務に影響のある部分の電気カットをしていた)。
 
 これは、電力会社の幹部が、テレビ局の経営者であることと関係があるだろう。

 1995年の阪神淡路大震災(実際には震度9、M14が正確な地震の大きさと規模だったらしい)の時に、原発事故は起こらなかった。
 これは、放送局が無理に放送を継続しようと思わなかったし、電力会社も電気の供給を無理に行うことがなく、電源をストップしたためではないだろうか。

 原子炉から流れた放射能は、国内の海だけでなく、海外にも流れている。
 日本人が災害の様子をテレビで見る楽しみとはうらはらに、日本人を相手にあると放射能がうつる、といって敬遠している外国もある。

 非常用ディーゼル

 日本の電気製品(ドライヤー、髭剃りなど)を外国で使用しようとすると、コンセントの電圧などの規格が日本と外国では合っていないため、危険である、という風に記載されている。どういう風に危険なのかというと、発火する恐れがあるのだという。
 福島原発の爆発した原子炉は、アメリカ製だということで、日本で製造された非常用ディーゼルとは、規格が合わない。これをつなげて使用すると、発火する危険性がある、ということになる。
 非常用ディーゼルと原子炉はつなげて使用するので、非常用ディーゼルが爆発すれば、それが原子炉に連動しているので、原子炉も爆発する可能性がある。

 原発事故の理由

/經匹破壊(地震津波により)され、原子炉に水がいかなくなったために、温度が上がりすぎて爆発した。
原発を停止すればよかったのに、電力を(テレビのために)供給しなくてはならない、という意識がはたらき、原子炉を停止しなかった。そのため、冷却水が使えず、温度だけが上昇した。停止するどころか復活させるために自衛隊や消防車に、外部電源となるディーゼルを運ばせていた。
B臙録未起きたので原子炉を停止すればよかったのに、それをテレビのために停止せずに(復活しようとして)、外部電源の非常用ディーゼルを使用したために、爆発した。非常用ディーゼルは、日本製であり、原子炉を製造した国と規格が違う。
 規格違いのものを使用したため非常用ディーゼルが爆発し、原子炉も連動して爆発したのではないだろうか(原子炉の爆発は、1基や2基ではない)。

 ことが考えられる。

 非常用ディーゼル

 持って来た非常用発電機に爆弾が仕掛けられていたのではないか、という疑惑がある。
 米軍や自衛隊、消防車が持っていた発電機に爆弾でも仕掛けられていたのだろうか。
 非常用ディーゼルが外国製で規格が合わなかった、ということも考えられるが、元からあったディーゼル機か自衛隊が持ってきたディーゼル機の中の仕掛けによって爆発した、という可能性がある。
 ディーゼル機にもバッテリーが必要だが、そのバッテリーに、ニトログリセリンの加工物のニトルセルロースが原料に含まれていて、ニトルグリセリンと同様に、高温になると爆発する、というような電池をわざとディーゼルのバッテリーにしていて、使用しているうちに温度が上がってきたので、ニトルセルロース電池が爆発し、それが原子炉につながり爆発したのではないだろうか。