I原が他の官庁にも力があるのは、東京大学の学長をしているから、ということも関係があるだろう。
また、Hの宮と同一人物者である、というところが大きな要素だろう。
長崎ストーカー殺人事件の実行犯人は、I原や斉藤の仲間のオウム信者(上祐で林泰男)だ。
被害者と犯人は仲間である(謀略事件)。
しかし、直接のストーカー被害の当事者ではない家族二人が殺害されている(殺害された二人が本当のもともとの家族で、三女や父親は以前に殺害されていた?)。
警察の捜査方針は総理大臣が決定している可能性がある
総理大臣の女房役といわれる官房長官の直属の組織に、内閣官房室というものがあり、この内閣官房室には警察官僚も就任するらしい。
他の省庁のトップクラスの官僚が集まって会議を開くが、みんなをまとめる力のある者が長となり、警察官僚の影響も大きい。
内閣官房室を経た警察OBが政界に進出するケースがほとんどだ。
公安委員会(長)→警察庁(長官)→警視庁(警視総監)・県警本部(本部長→警視庁の方が地方より上)→警察官という警察の地位の順序があるが、内閣官房室はその上にあると考えられ、警察の捜査方針は総理大臣により決定されている公算が大きい。
1980年半ばに、N曽根が首相になった頃に内閣官房室が設立されたが、N曽根といえば警察官僚OBであり、政治と警察が癒着しはじめたのは、この内閣官房室によるものだと考えられる。
例えば、オウム真理教の信者や教祖が総理大臣になった場合、興味のある部分が警察に集中するために、警察色の濃い内閣官房室になる可能性がある。
また、捜査方針をオウムに有利に決定されるので、それに迎合する警察官僚が多くなり、違法な捜査や市民に対して不条理な捜査が行われる。