宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-557    仮谷さん拉致事件のつづき

 E川紹子と早川紀代秀は同一人物?

 オウムジャーナリストとして度々テレビに出演していたE川紹子は、早川紀代秀と同一人物である可能性がある。
 E川紹子は、当初から菊池直子に似ている、などと言われていた。
 警察のオウム捜査の方針を決めていた人物が、実はオウムの重鎮であったことには驚く。
 E川紹子は、東京大学の隣にある本富士警察署に出入りし、警察官を騙して殺害して、捜査の指揮権を剥奪していた、という説は前々からあり、また、警察の捜査そのものも、E川の息子(上裕)をかばってひかりの輪のことについて発表しなかったり、報道しなかったりしていたこととつじつまが合っている。
 早川紀代秀は、オウム事件が明るみになっていた頃、本富士署に拘留されている、と言われていた。
 早川が度々、本富士に出入りしていたのは、拘留されていた時に、働きに出る、といって警察署を出て、勤務が終わったといってはまた帰ってきた、というようなことか、本富士に監視されていたことを拘留されている、という表現をしていたのか定かではないが、いずれにしても、拘留されていた人物に、その警察署の警察官を殺されていたという可能性がある。
 また、E川紹子の指揮で行なっていたオウム捜査が、早川紀代秀の指示で行なわれていたということでもあり、オウム捜査がちっとも進展していなかったのは、このようなオウムに捜査を牛耳られていたためであることがわかってきそうだ。
 早川紀代秀は、オウムの天才科学者と言われていた人物で、サリンの開発者かそれに近い存在であり、オウムの科学班にいたのが早川だった。サリンの他にVXガスなどもオウム事件で使用されており、このような劇薬を生成していた張本人が、オウム捜査のリーダーシップをコントロールしていたのだ。

 人事院、タレント主体 警察署が芸能事務所

 また、本富士警察署は、このことを知っていてわざと黙っていた、という説もある。
 本富士は、東京大学の隣にあり、現在では、Jャニーズの人気グループのSの働きぶりにより公安体制を決定しているという。これは、冗談ではなくて本当のことで、オウム真理教事件が明るみになり、E川紹子がイニシアチブを握るようになれば、タレントと一般人の関係が逆になるだろう、と予測されたらしい。
 そしてその予測はその通りになり、オウム幹部のほとんどが有名タレントであり、タレントの方が世間の動きで出演を決定されるのではなく、タレントを主体とした公安体制へと変わったのだ。
 本富士は、官庁の人事権を持つ人事院の役割もあり、官僚の出世は、Sの人気や人間関係で決まっていたという、くだらなすぎる人事決定となっていたようだ。
 早川は、オウムの裏のトップと言われていて、麻原よりも年上だということだ。
 本富士は、管轄内に住んでいるK取慎吾の軍事統制を行なっているが、K取がフセインである。
 K取はある時、文京区の管轄内にある家に勝手に上がりこんで住居を占領しているが、そういうことは気にせずに盗聴のひどすぎるK取慎吾をかばって、K取の盗聴をなくすために、K取と元住民を入れ替えている。
 仮谷清志の妹もロシアと関係があったが、早川紀代秀は、3年間に21回ロシアに渡航しており、仮谷清志の妹よりも頻繁にロシア政治家とも会っていたようだ。ミル17というヘリコプターをロシアから購入し、サリンを上空から撒く計画を立てていたのも早川紀代秀である。
 もしかすると、仮谷清志の妹は、早川に罪をなすりつけられていたのかも知れない。