宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-554    仮谷さん拉致事件のつづき

 
 大崎の不可思議な都市伝説

 大崎駅に、七夕になると笹に短冊が飾られる。
 この短冊の中に、「とるり短冊」と呼ばれる短冊が飾られて、この数は、短冊全体の2割にあたるという。これは、近年10年ほど続けて飾られており、このことを知る人の間では、大崎の都市伝説と呼ばれている。
 このとるり短冊と言われる短冊の概要は次の通りである。

藤井お姉さん 2
キティちゃん 10
女児     3

などとあり、名前の下に数が書いてあるものがある。 
 これは、藤井お姉さんが2人死に、キティちゃん(女児の家で買っているペットのこと?)10匹、女児が3人死んだことを意味するのではないだろうか。
 死んだ、というのは殺されたことを示唆する。
 藤井お姉さん、というのは、地域内かどこの人だかわからないが、女児が慕っていたお姉さんのような存在の人物で、藤井お姉さんも殺害され、その女性を慕っていた女児も殺害されている、というものだろう。
 キティちゃんは、被害者の家で飼っていたペットにあたるもので、女児が死ぬ身代わりとなってまず先にペットが殺されたことを意味するのではないだろうか。
 
 これら短冊に書かれたべ人数では死者は相当数にのぼるだろう。

 その殺した遺体を大崎の開発地帯に埋め、また、最近整備された横を流れる目黒川親水公園に埋めていた。だから、大崎駅での七夕の短冊に、このようなことが書かれたのだろう。

 大崎駅はいったい何をしているのだろうか。

 大崎駅は、1982年に鈴木俊一都知事の時代に、副都心構想が上がり、およそ15年後に開発地域で最初のビルが完成し、その後、2010年までに続々と新しいビルが完成している。
 遺体を埋めるとすれば、開発中の敷地などもってこいのはずだ。

 しかし、この短冊に書かれた文字が、ほとんど全て同じ筆跡で、同じ人物が何枚も短冊を書き、飾っていたようにも思える。実行委員会の中の一人なら、短冊を飾る姿を見られずに済む。
 この短冊はいったい何だろう。
 全て同一人物者だとしても、被害者になりすました何者かが書いていると仮定すると、被害者の数だけ短冊があり、やはり短冊の数だけ人が死んでいるのだろうか。 

 
 西大井付近の警視庁とは

 西大井駅の裏にある踏み切りを渡ると、伊藤博文の墓がある。その前を通りすぎると、西大井5丁目に、地図上に警視庁とある建物がある。
 この建物は、都営か区営住宅になっており、窓にはそれぞれの家の洗濯物などが干されている。
 人がたくさん住んでいるが、何故、この集合住宅が警視庁なのだろう。
 以前に警視庁の建物があったがそれが壊されて住宅になっているのだろうか。それにしても、住宅の築年数は古くて20年以上は経っていそうだ。
 警察官の寮にでもなっているのだろうか。だったらわかるが、何故地図に警視庁と書いているのかよくわからない。

 西大井の不審な警視庁

 西大井のイラクと言われているのはこの場所のことだろうか。
 イラク人の警察官の寮になっていることも考えられる。寮の付近には、ダンス教室があり、聞きなれない曲がかけられて、中にいる人たちはダンスに興じているようだ。イラク民族音楽は聴いたことはないが、その可能性もある。
 
 この敷地内でイラクで起きているようなテロ殺人事件などが行なわれているのか、それとも、イラク人がたくさん住んでいるのでイラクなのか、この住宅に住んでいる警察官がイラクのような列車テロで死亡している人がいて、その後釜にイラク人が入り込んでいるのだろうか。