宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 60-14    マレーシア航空機事件のつづき

 
 新チャンウイグル自治区トルキスタン

 トルキスタンという国は、トルクメニスタンウズベキスタンキルギスタンカザフスタンタジキスタンという国と中国領の新チャンウイグル自治区のことをいう。
 トルキスタンの言語は、もともとペルシャ語で、ペルシャとは昔のイランのことを言う。
 新チャンウイグル自治区は、1944年~1946年まで、東トルキスタン共和国という国名だったが、中国に再征服されて新チャンウイグル自治区となった。「中国領トルキスタン」ともいう。
 隣には、カザフスタンがある。
 中国とは対立しているニュースが時々出ている。
 新チャンウイグル自治区東トルキスタン)には、ETIMというテロ組織があり、中国政府からアルカイダと関係のあるテロリストとみなしている。アメリカもその関係を認めているという。
 犯行は、タリバンのテロであると思われ、トルキスタンのETIMはあやしい。
 マレーシア機を着陸させて、待機していた新しい旅客機に乗客を移した空港は、トルキスタンではないだろうか。
 新チャンウイグル自治区ウルムチ空港に中国連合航空が乗り入れており、連合航空は昔は中国人民解放軍が経営母体で運営が停止されていたが、2005年に復活した。
 この旅客機は、赤い線が2本ある。

 マレーシア機によく似た中国東方航空

 また、気になることに、中国東方航空機は、マレーシア機に外観がそっくりだ。途中で乗り換えたとしても、似ているので区別がつかなくても不思議ではない程だ。
 中国東方航空機は、ウルムチ空港発北京行きの国内線がある。また、北京からは北朝鮮平壌行きが出ている。

 ボイスレコーダーは新チャンウイグル自治区が保管しているのか

 マレーシア航空機の乗員・乗客が乗り換えたと思われる新チャンウイグル自治区の空港には、ボイスレコーダーやフライトレコーダーが保管してある可能性がある。
 わざとこのようなわかりにくい国を選んで乗り換えたのだ。
 現在は、首謀者の手に渡っている可能性もある。

 北京に行ったという仮説

 クアラルンプールを出たマレーシア機は、北京に到着する前に、中国の習近平が「テロか危険な物を載せた旅客機が近づいているので領空内に入ったら撃ち落すよう」命令していたという。
 到着地の国家主席が空港に立ち入らせるな、と言ったので、その旅客機は目的地には到着できない。

 ,修海乃…垢蓮△海領控匍,鯏喘罎龍?舛巴緡Δ気察機を変える必要がある、と考えた。
 中国とあまり仲が良くないが交流もある新チャンウイグル自治区なら着陸できるかも知れない、と思い、マレーシア機はその辺りに向かった。
 そして、乗り換えた乗客は北京まで向かった。
 北京に到着したのはマレーシア機ではなかったので着陸許可を出したのだが、どうも、荷物があやしい、と踏んだ。
 そこで、貨物の中の荷物に執着のない者は降ろし、荷物に執着した数人をテロだと思ったので銃殺した。


各要所(インドのポートブレア空港、トルキスタンウルムチ空港)で、着陸要請をしたものの断られたマレーシア機は、一応北京の空港に着陸したが、そこは北京国際空港ではなく、北京南苑空港という軍の空港だった。
 そこで、あやしい旅客機に乗っていた乗客を全員銃殺した。


 荷物の中に、生き物のようなものが入っていたらしい。
 その後、その荷物をどのようにしてそうなったのかわからないが、北朝鮮平壌中国東方航空で運んだ。
 しばらくして、金総書記は、その“物体”をロケット弾に詰めて日本海に投下した。 
 “物体”の正体は、死んだウミネコだった。
 乗客の中に、ウミネコの死骸を運んだ者がいたのだ。
 ウミネコは、核実験か生物兵器を用いて殺されたものだった。
 もともとクアラルンプールを出発したマレーシア機は、クアラルンプールに返ったか、途中の空港で待機させられている可能性もある。
 核実験が行なわれたのは、フィリピンの南沙諸島辺りではないだろうか。それをマレーシア航空を使って中国へ運び、そのこと(フィリピンで核実験が行なわれていること)を知らせようとしたのだ。
 運んだ人物は、フィリピン人だろう。
 
 モルジブで目撃されたのは、不明のマレーシア機だった。北京で降りた機長(副操縦士だった人物)が、止めてあった不明機でクアラルンプールに帰る途中で、わざわざ中国で起きていることをモルジブの島人に伝えるためだった。
 その際、逃亡するために、クアラルンプールではなく、別の空港に着陸した可能性がある。