宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 60-9    マレーシア航空機事件のつづき

 アメリカの見込み違いだといろいろなことが変わってくる

 中国の衛星に映った映像の物体は、中国が発表した後、ベトナム軍が捜索したが見つからなかったという。
 物体が発見されると、旅客機が後部部分がなくても数時間飛べることがわかってしまうので、そんなの有り得ない、という理由でアメリカが回収していたのかも知れない。
 マレーシア機の捜索の前に勝手にやってしまっていることを後から指摘されると困ったことになる、ということだろうか。
 後部部分がなくても飛べる、ということがわかると、今まで事故として処理されていた旅客機事件が、事故ではなく、テロであるとして再び捜査するのも嫌だし、生存者のこともあるし、それによって、事件のあった外国の見方を変えるのも嫌だったのではないだろうか(旅客機ではないこととしてやってしまったことを後から指摘されても困る、ということではないだろうか)。

 ソマリアあたりに運ばれたタンカーの中身は、中国の発見していた「物体」である可能性もある。レーダーの送信部というものが、コックピットについているのか後部の尾翼部分についているものなのか不明だが、エンジンからも情報が送信されるとも言っており、エンジンは主翼の下についているので、主翼部分がインド洋のタンカーによって運ばれていた可能性もある。
 その場合、主翼も早いうちから取れていた、ということになる。

 旅客機の部位

                             
          主翼              水平尾翼 

コック     客室      客室        垂直尾翼    
ピット                       水平尾翼 
                       
          主翼