宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 60-6    マレーシア航空機事件のつづき

 クイーンエリザベス号
 
 3月15日に入港したクイーンエリザベス号だが、この後、神戸、横浜、長崎を周る。
 最初に太平洋側を巡り、最後に長崎ということは、横浜から東北、日本海を通り、長崎に行くのだろう。
 この経緯で、16日に発射されたロケット弾が埋まっている日本海を通ることになるので、何か気になる。
 イギリスの客船が来ていて、航路になっているのに、ロケット弾を撃ち込み、それが問題にならない、ところがあやしいと言える。
 しかし、調べてみると、鹿児島、横浜(17日)、神戸(19日)、長崎(21日)という予定だった。

 マレーシア機は、スマトラ島のドゥマイにいるという海賊船(奪ったタンカーなど)の中に隠されているのだろうか。
 例えば、インド洋の島々を巡る豪華客船などを装っているが、実は客室部分は見せかけで、本当の姿は海賊船だったり、航空機空母である、ということだ。

 消えた旅客機、船は隠されているのか

 旅客機の墜落事故で、発見されなかった旅客機や、船の事故で発見されなかった船などは、事故の際に外国の大きな空母に格納され、意外な地域に遺棄され事件を忘れた頃に発見させるなどの工作があるのではないだろうか。
 このようにすることによって、真相をわからなくさせたり、犯人の特定を出来なくさせたりするのだ。
 そして、こういった不明になった乗り物事故・事件の犯人が戦争の引き金を引いていたりするのではないのだろうか。

 ビーチから空母へ

 不時着した旅客機は、ある国のビーチだったとして、どのようにして空母に移動させているのだろう。
 例えば、満潮・干潮を利用する方法もある。
 満潮とは、潮(海水)が満ちて、ビーチの砂浜部分の多くが海水に隠れている状態で、干潮とはその逆に、砂浜部分の多くがむき出しになっている状態のことをいう。
 干潮時に不時着した旅客機は、時間が経って満潮となり、旅客機も海水に浸かって来る。
 その時を利用して、全員で旅客機を押したり、頑丈なロープを使用したりして引き寄せ、空母に引き上げるという方法もあるのではないだろうか。
 その場合、生存者の乗客たちは、空母で旅客機を格納するところを見せないために、別の船に乗せられたか、別の場所に移動させられたのだろう。そして、集団でクアラルンプールに到着した。
 救助を拒否した他の乗客は、機内に残っていたのたが、旅客機を空母に格納するために、それを見られては困るので、銃殺した。

 多くの生存者たちは、別の船か乗り物に乗ってシンガポールまで行き、クアラルンプールまで行った。

 空母に着陸

 空母に着陸した、ということも考えられる。
 旅客機は、離陸の時には長い滑走路が要求されるが、着陸の時には、その四分の一ぐらいの滑走路で間に合う。
 長さにして、およそ、2~300mぐらいではないだろうか。
 その距離があれば、旅客機は離陸は出来ないが着陸は出来る。
 マレーシア機は、空母上に着陸していた可能性もないわけではない。
 足りない場合は、ワイヤーを使用して滑走路を追加できる。
 夜間でも、空母なら照明があるため、視界がある。
 何度か挑戦し着陸したのかも知れない。
 (日本はヘリ空母のみで、航空機用空母は所有していない。)

 鳥葬か

 残った者は、銃殺され、ビーチ近くの大きな木に遺体を吊るされた。
 遺体を木に吊るせば、鳥がつついて食べる。
 ある宗教には、鳥葬という葬儀方法があり、正式なものだと、葬儀台の上に遺体を置き、鳥が食べやすいように切断するのだが、この場合、簡略化して木に遺体を吊るしていたのかも知れない。
 この鳥葬という葬儀方法を採用している宗教は、ゾロアスター教という宗教である。
 犯人のタリバンとは、ゾロアスター教の信者なのかも知れない。
 ゾロアスター教は、第二次大戦中、関係国の政治家が秘密裏に入信させられた宗教だったという。
 ゾロアスター教を信仰していた有名な政治家に、ヒトラー東条英機がいる。
 ゾロアスター教の発祥地は、イランとインドの間の地域、つまり、今のアフガニスタンパキスタンのあたりだ。

 工事中のビーチ

 遺体を木に吊るしておいても、発見される必要のないビーチがあるはずだ。
 例えば、空港を作るのにビーチを削る計画で、工事中にして立入禁止にしているなどだ。
 ルパット島(ルパ島とも呼ばれる)は、リゾート開発のために新空港を作る予定がある、という説があり、それなら立ち入る者もいないだろう。
 マラッカ付近の島では、ベンカリス島、バダン島、ランサン島といった島があり、これらの島で工事中のビーチが、不時着現場なのではないだろうか。