宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 60-7    マレーシア航空機事件のつづき

 石油タンカーは中東に行く

 ルパット島は、ドゥマイに近く、ドゥマイには、石油タンカーがたくさん行き来しているのだという。
 石油タンカーに機体を隠して航行している可能性もあり、それがインド洋説(インド洋の中央部で墜落したという説が捜査の間で出ている)になっているのではないだろうか。
 石油タンカーということは、インド洋を航行した後、アラブ首長国連邦サウジアラビアやイランなどの産油国に行く可能性がある。そして、イランの近海などに遺棄し、1年以上経ってから発見する予定なのではないだろうか。
 スマトラ島と石油の行き来がある国が、マレーシア機のたどり着く国ではないだろうか。
 例えば、行き先はアラブ首長国連邦で、タンカーは三菱商事という具合だ。
 タンカーに滑走路のような細い道路が設けられている船は、I光(オランダと関係がある?)という石油会社のものが多い。
 大型のタンカーの全長は、350~450mあり、滑走路としても活用できる長さだ。
 

 タンカー用語で「船」は「彼女」

 石油タンカー用語で、船(タンカー)を指すのに、女性の代名詞が使われるのだという。
 英語で彼女はShe、Herというのがその由来らしい。
 報道で、機長が自分の彼女を操縦席に呼んでいた、などというものがあったが、この場合の彼女とは、本当に女性のことだろうか。それとも、タンカー用語の彼女(タンカー)のことだろうか。
 機長がタンカーを呼び、それを上空で発見したので、通信装置を切り、空母とタンカーの一体化した船に着陸したのだろうか。

 オランダの基地 

 オランダのアムステルダムという海の都市は、アメリカのペンタゴンと似たような形をしている。
 アムステルダムの港の下には、基地のようなものがあり、そこに、遭難船や事故機、テロで墜落した旅客機などをコレクションしている格納施設でもありそうだ。
 タリバンは、ペンタゴンを母なる基地(アルカイダ)と呼んでおり、本当の母なる基地がオランダのアムステルダムである可能性もある。
 オランダは、イギリスと同じ国王が女王で、イギリスのボスがオランダだ。

 タンカーでシンガポールか、浜に着くか

 旅客機がタンカー上に着陸したとすると、そのままタンカーに残る者と降りる者に分けられ、残った者の方がシンガポールまで行き、降りた者は小型ボートのようなものか信じがたいがマレーシア機で浜までたどり着き、銃殺されたのだろう。
 降りた者は中国人ではないだろうか。米英の世話になることに違和感を感じたからだろう。
 町へ出ようとしたが町は(ドゥマイ?)は、タリバンの海賊基地で治安が悪く、浜にいるしかなかったが、そのうち、携帯電話で連絡を取ろうと試みる者が出たので、口封じに殺したのだろう。

 機体は二つに分けられた?
 
 浜に着いたマレーシア機は、生存した者が全員銃殺された後、機体をコックピット側と客席側に分け、コックピット側だけタンカーに乗せ、乗客をシンガポールまで送った後、インド洋を航行しているのではないだろうか。 
 コックピットには、フライトレコーダーやボイスレコーダーなどが搭載されているので、客席側と分けて移動させ、何が起こったのかを捜査させないようにしたのだ(タンカーの行き先国の人がそれを知ることが出来る)。
 分ける際にも、爆破により二つに分かれたように見せかけるため、液体爆弾を使ったのかも知れないし、タンカーの兵器を使用したのかも知れない。
 銃殺した人を木に吊るしたのは、爆風で飛んで木に引っかかったように見せかけるためだ。
 ルパット島は、リゾート地として開発中だとしたら、多少の爆発音がしても町から離れているのでわからないし、運営中でも夜間なら人がいなくなるのだろう。

 ソマリアの海底

 コックピット部分がたどり着いた先は、アラブやオランダではなく、ソマリアである可能性もある。
 テロの犯人は、タリバンで海賊であると思われる。
 マラッカが海賊のメッカであるように、ソマリアも海賊の多発地帯だ。
 この後、ソマリアの海に遺棄され、誰も発見することなく、事件が風化するのを待つのかも知れない(3月17日午後から捜索が一段落したか縮小されたようだ)。
 機長と同一人物者が操縦していた機体の格納されたタンカーから、機体が外へ出されたか、タンカーが目的地へ着いて機長で操縦士がタンカーから離れたのだろう。