宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 番外編    口蹄疫問題

 繊維質と線虫

 例えば、イモの中には繊維質が含まれているが、線虫というのは、細長い形状の虫のことで、繊維に形が似ている。
 家畜の中に入ったイモの繊維と、イモに潜んでいた線虫との区別がつかない。線虫は形や見かけが似ていただけで、繊維ではないので、消化できずに腸内や消化器に残った線虫が、家畜内の消化器にコブ(水疱)を作るのではないだろうか。
 イモの繊維は、水分を含むとぬめりのあるゼリー状の物質になるが、ネコブセンチュウの卵は、雌の出すぬめりのあるゼリー状の物質の上に卵を産む。そして、おそらく、このゼリー状の物質を養分にして孵化するのだろう。
 この時点で、イモの繊維とネコブセンチュウの卵の土台は似通ったものであり、繊維を餌にしたセンチュウがイモの繊維にたかりつづけて増幅し、生命を守るために、繊維質に似た形にますますなるよう心がけるのではないだろうか。
 生育途中のイモは、繊維だかネコブセンチュウだかわからなくなり、大切に保護していたら実は自分の敵だった、というようなイメージだ。

 繊維は、消化管では消化できず腸に行くが、時間が経つことによって体内エネルギーとなる。
 繊維と線虫は、家畜の消化器に行くが消化されずに腸内へ行き、繊維は体内エネルギーとなるが、線虫はエネルギーとならずにそのまま居続ける。そして、これが動物の体液などを利用してコブ(水疱)を作る。

 繊維は、線虫も栄養分を吸収できないため、糞や卵の土台として排出している。だから、ぬめりがある。
 線虫は繊維を吸収できないのに、繊維によく似た形をし、体内に入ると途中まで繊維と同じ道をたどる、この辺りが、繊維野菜であるサツマイモの根を破壊するパワーと関係があるのではないだろうか。


 サツマイモの根が、線虫の出す糞に驚異をするのは何故なのだろう。
 これは、家畜の罹る口蹄疫の原因と同じ理由である可能性がある。
 
 自分が消化できないのに、餌にしているところだろうか。

 動物の腸は、繊維質が含まれていて、線虫は繊維を餌にしているので、腸に入った線虫は、動物の腸を食う。 そして、機能不全になり、水疱が出来る、という仕組みなのだろうか。

 太陽光を当てない栽培方法に線虫が?

 サツマイモネコブセンチュウに罹る植物に、トマトやいちごがある。サツマイモもトマトもいちごも茎がつる状に似ていて(つる性植物の仲間)、光合成で太陽光があたることにより、茎(つる)に栄養分を取られて実に栄養分がいかなくなるのを避けるために、光を当てない栽培法をしている可能性がある。
 トマトもいちごもビニルハウス栽培が主流であり、太陽光が直接あたらない。その結果、土にかびが生えたり、ジメジメした土で栽培することになるので、線虫がはびこりやすいのかも知れない。

 豆の病気に注意

 また、牛痘や天然痘の「とう」という文字に、豆という文字が入っているので(痘という文字は豆の病気という意味の豆にやまいだれ)、豆類の栽培に注意が必要だろう。

 火山噴火との因果関係

 口蹄疫が、線虫によってネコブセンチュウに罹ったサツマイモを家畜が摂取したことによって起こるとしたら、火山噴火との因果関係は何だろう。
 線虫は、太陽光があたらず、土の中がカビたり細菌などが発生しやすい嫌気性の高い場所に寄生する。
 火山噴火が起きると、噴煙により太陽光が遮られる。サツマイモは、ますます太陽光があたらなくなり、土の中が冷えてくる。
 火山噴火と口蹄疫の因果関係は、噴煙によって太陽光があたらなくなったサツマイモ畑が、線虫が寄生するのに適した環境を作る、ということだったのだ。

 2014年4月に鳥インフルエンザが発生した熊本県では、現在、阿蘇山が噴火中だ。
 また、2014年4月に、南太平洋のソロモン諸島(火山が多い)で立て続けに巨大地震が起きたが、ソロモン諸島は、サツマイモの消費量が世界1である。