宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 ①-492    9.11同時テロ事件のつづき

 
 オウムとタリバン
 
 麻原彰晃が崇拝しているというシバ神だが、シバ神とは、インドのヒンズー教の3つの神の中の1つで、「宇宙の寿命が尽きた時、世界を破壊す神」という神であることがわかった。
 オウムは、道場などで、終末思想をしきりにあおっていたといわれ、オウムの中で「今こそ宇宙の寿命が尽きる時
」と勝手に解釈をして世界で破壊活動をしてているとしたら、それはまさにタリバンと同じである。タリバン世界遺産などを破壊するのは、「宇宙の寿命が尽きているので破壊してもいいだろう」というところからきているのではないだろうか。
 同時に、タリバンとは、ヒンズー教を信仰している者たちである可能性もある。
 タリバンは、イスラム教ではないのか、と思うかも知れないが、実は、イスラム教とヒンズー教とは、持ちつ持たれつのような部分がある。
 インドでは、カースト制度という身分制度があるが、カースト制度は、一度その家に生まれてしまえば、どんなことをしようとも上の階級に上がることができず、差別の温床になっているという。インド人は、このカースト制度が嫌なので、カースト制度から逃れるために、イスラム教に改宗する者も多いのだという(カースト制度ヒンズー教に由来していようだ)。女性差別も、カースト制度の中で、女よりはマシだ、というなぐさみような存在になっており、これも差別の温床だが、イスラム教でも、女性差別が激しく、ヒンズー教イスラム教は、女性差別という点で共通点があり、それが二つの宗教の要であると考えられる(どんな人でも女には押し付けることが出来る)。一方で、イスラム教が疑われた場合には、インド人の人口12~3億人のうち、多くが信仰しているヒンズー教は、それを助けるし、また、そうしないと、女性差別という点からヒンズー教もまた崩れてしまう危機感があるためだ。
 そういうわけで、似ている宗教同士が、協力関係を結んでいるということは有り得、行き来もあるだろうが、結局、人口の多いヒンズー教の方をイスラム教の拠り所にしているということも考えられる。
 ビン・ラディン師(麻原彰晃と同一人物者)の出身地は、パキスタンであるというので、インドとパキスタンは隣国であり、ちょうと国境付近であれば、インドとパキスタンの両方に影響を及ぼすことになる。そして、このビン・ラデイン師が、破壊活動をするだけのために選んだのが、イスラムの地であるとすれば、首謀者はヒンズー教、実行犯がイスラム教、という関係もまた成り立つのではないだろうか。
 
 ムハンマドには何故偶像がないのか?
 
 そういえば、イスラム教の神であるムハンマドには、偶像がない。これは、何故だろう。
 これは、イスラムの神が本当は、シバ神でヒンズー教の神であることを隠しているからではないだろうか。もし、ムハンマドに偶像があれば、顔がわかってしまい、それがシバ神に似ていることがわかってしまうと、ヒンズー教のシバ神がムハンマドであることがバレ、ヒンズー教のせいにすぐにされてしまうからだ。
 ムハンマドの風刺画が槍玉に挙げられるのも、実は、ムハンマドの正体が、ヒンズー教のシバ神であることがバレてしまうからではないだろうか。
 
 シバ神がムハンマド
 
 もし、ムハンマドがシバ神であるなら、このような仮説が成り立つ。
 ムハンマドいうのは、「ありふれた男」という意味らしい。これは、インドのカースト制度の最下位の階級にある男という意味ではないだろうか。
 シバ神は、二枚舌を使い、本当はヒンズー教の神であるのにそれを偽り、「自分はカースト制度の最下位にある男だ、カースト制度から逃げてきた、助けてくれ」などといい、イスラムに共犯行為を持ちかけ、破壊活動をするうちに次第にそれは大きな組織になってしまった。何故、イスラムで大きな組織になってしまったかというと、シバ神は、インドのヒンズー教の神なので、富豪であり(カースト制度の頂点)共犯者のイスラムに報酬という形の金銭や仕事を与えていたのだ。
 貧しかったイスラム世界では、それがだんだんと有名になり、仕事をもらったり金を得る手段として、破壊活動に加わる人たちが多くなった、というようないきさつがあったのではないだろうか。