宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 29-522    仮谷さん拉致事件のつづき


 阪神淡路大震災の時赤軍派は何をしていたのか
 
 阪神淡路大震災の直前に、赤軍派が取り締まりを受けていた、という説がある。これは、警察の情報だ。
 しかし、実際には何をしていか、ということはわかっていない。
 阪神淡路大震災の後、赤軍派が台頭してきた、ということはなく、台頭してテレビやマスコミで騒がれていたのはオウムだ。
 赤軍派のメンバーと、オウム真理教の幹部のメンバーはほぼ同じだが、赤軍派北朝鮮などと関係のある共産主義者で、オウムは創価学会などの宗教と関係のある団体だ。
 しかし、赤軍派というと共産党が疑われ、オウムというと創価学会が疑われる、というように、イメージ的に関連する団体が違う。
 赤軍派日本共産党を関連づけるものは何もない。
 しかし、オウムと創価学会では、オウム事件の頃、池田大作が証人喚問問題が浮上している。
 だいたい、関西地方のような商人の街で、共産党北朝鮮が巾を利かせられるかどうか疑問だ。
 警察は、阪神淡路大震災の時にわざと赤軍派が取り締まりを受けていた、などという情報を漏らし、いかにも人工地震共産党が起こしたかのような印象を与え、前から自民党にたてついていた共産党を弾圧するのに利用しようとしたのではないだろうか。
 この後、本当に左派狩が起きていて、1997年から若者、独身者の自殺が急増した。
 しかし、阪神淡路大震災の時にオウム真理教を取り締まっていれば、このようなことは起きなかったかも知れない。若者や独身者を嫌っているのは自民党であり、オウム真理教と関係のある政治家に、自民党が神のように崇めていた金丸信がいるのだ。
 時の政権は社会党政権だったが、阪神淡路大震災の後、保守勢力が強くなり、左派政権、特に社会党はその後勢力を落とし続けた。
 阪神淡路大震災が一つの契機になったかのようだ。
 警察は、阪神淡路大震災の時、赤軍派を取り締まっていた、というが、実際にはどのような取り締まりをし、その後逮捕に及んだのか、どういうことをしていて取り締まったのがの説明も全くない。これはおかしい。
地震の前に取り締まっていたのなら、地震と関係づけて捜査をしてもよさそうなのに、地震後に捜査をしていた様子もない。
 阪神淡路大震災赤軍派が起こした人工地震であるなら、その後、赤軍派はあちこちで名を馳せるはずなのに、それもない。代わりに台頭してきたのがオウムだ。
 阪神淡路大震災オウム真理教が関係あるのではないだろうか。
 しかし、それを警察は捜査もしないし、裁判で出てきていない。
 
 地震自民党、オウム、ひかりの輪は関係があるのではないだろうか。
 地震の後、自民党が得をしているし、オウムが台頭しテレビである意味もてはやされていた感もある。オウムはその後、ひかりの輪という宗教団体(自己啓発団体)になっているが、ひかりの輪は監視されるだけで、何の事件を起こしているかなどの報道はない。
 オウムがやった事件は○○事件、などと名前がついているが、ひかりの輪の起こした事件というのは○○事件という名前もなければひかりの輪が起こした、という発表もない。
 しかし、オウムが解散して、ひかりの輪になっているのなら、オウムの幹部たちが起こしている事件は、ひかりの輪の事件となる必要性もあるのに、オウム幹部のメンバーが起こした事件というのは、個人的な男が起こした事件であるとか、性別も名前も違う人物の凶悪事件、ということにされている。
 さすが、与党の政治家が信者になっているだけのことはある、という感がある。