しかし、実際には何をしていか、ということはわかっていない。
警察は、阪神淡路大震災の時にわざと赤軍派が取り締まりを受けていた、などという情報を漏らし、いかにも人工地震が共産党が起こしたかのような印象を与え、前から自民党にたてついていた共産党を弾圧するのに利用しようとしたのではないだろうか。
この後、本当に左派狩が起きていて、1997年から若者、独身者の自殺が急増した。
しかし、阪神淡路大震災の時にオウム真理教を取り締まっていれば、このようなことは起きなかったかも知れない。若者や独身者を嫌っているのは自民党であり、オウム真理教と関係のある政治家に、自民党が神のように崇めていた金丸信がいるのだ。
阪神淡路大震災が一つの契機になったかのようだ。
しかし、それを警察は捜査もしないし、裁判で出てきていない。
地震の後、自民党が得をしているし、オウムが台頭しテレビである意味もてはやされていた感もある。オウムはその後、ひかりの輪という宗教団体(自己啓発団体)になっているが、ひかりの輪は監視されるだけで、何の事件を起こしているかなどの報道はない。
しかし、オウムが解散して、ひかりの輪になっているのなら、オウムの幹部たちが起こしている事件は、ひかりの輪の事件となる必要性もあるのに、オウム幹部のメンバーが起こした事件というのは、個人的な男が起こした事件であるとか、性別も名前も違う人物の凶悪事件、ということにされている。
さすが、与党の政治家が信者になっているだけのことはある、という感がある。