宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 ⑥-2    帝銀事件のつづき

 平沢の線があるとすれば、犯人が平沢氏に金を払い絵を描かせていた、ということであろうか。平沢は、共犯者だが、直接銀行強盗や殺人には関与せず、赤痢が発生したといわれる相田小太郎宅に侵入し、空き巣に入った。相田宅が赤痢なのではなく、空き巣に入った平沢が赤痢の持ち主だった、または、平沢が赤痢の研究を731部隊でしていた、ということが考えられる。それで銀行に関する証拠が出てこなかった、ということではないだろうか。もうひとつの可能性としては、現在平沢は生きているといわれていて、銀行員をしている。当時もどこかの銀行で行員をしていたのではないだろうか。あるいは、全てがあてはまるかも知れない。
 平沢と帝銀事件の関係は、毒を飲ませていた真犯人から金をもらい絵を描いていた(だから絵は大丈夫だった)こと、犯行現場の近くの相田邸に空き巣に入ったことではないだろうか。

 犯人は東条英機で、無罪になりたかった彼が、石井らと供に犯行を計画した。東条は石井が無罪になることを事前に知っていた。東条は、K元首相の養父である。
 石井はK元首相で、実行犯である。
 石井は、この事件を起こしアメリカから見逃してもらえたが、そのために、アメリカの反共政策のための謀略を行うようになり、「安保男」と呼ばれるようになった。

 平沢が犯人ではないという本を書いていた作家の会社は、東条英機の働く会社と同じビルにある。
 平沢が逮捕されてから、平沢の絵はたちまち有名になり、絵や本も多数出版されている。真犯人は平沢に罪をなすりつけることはできたが、絵の人気を止めることはできなかった。
 
 当時の警察官は石井を調べようとした際に「ロシア戦(後の対中戦略か対共産戦略のことだろうか?)で使うから石井らを調べるのはやめてくれないか」と上(GHQ)から圧力がかかったという。
 石井は、東京裁判の前に偽装の葬式を行って罪を逃れている。だから、調べられなかったのだろうか。
 この事件は、他の戦後の未解決事件と同様、戦犯だが、後から無起訴になった者たちが、命乞いのためにアメリカの意を汲んで行った犯行であると思われる。最近になって、ドイツ人のヒトラー政権の者たちも、原爆の研究と引換えに、戦犯たちが逃がされたことがわかっている。

 この事件を指示したのは、現在都知事をしているI氏であることが指摘されている。彼もドイツ人であり、他の銀行強盗も行っているらしい。しかし、アメリカの対共産国の戦略に使うため、捜査陣がわざと調べなかった可能性もある。

 平沢は、処刑されたことになっているが実は恩赦で釈放されている。証拠があいまいであったことがその理由であるらしい。
 I知事、平沢貞道、石原莞爾東条英機、石井四郎など、帝銀事件に関与した者は、銀行詐欺のネットワークでつながっている。
 例えば、偽造口座を発行する、オンライン詐欺をはたらくなどして、度々犯罪に銀行を利用している。I知事か平沢の娘も銀行詐欺をはたらいている。
 そして、知らないうちに日本の政権の中枢に、秘書という名で入り込んでいる。A首相の秘書で、現在はU銀行で働いている人物である。
 妻のマサは、現在も夫婦である。マサは女優のKMである。娘が二人いて、妹の方はタリバンの妻である。

 共犯者の平沢は、A首相の秘書である。
 平沢の息子は、1989年頃の綾瀬のコンクリ殺人事件に関与している。
 この被疑者らは未成年ということもあり、実名はふせられていたが、この事件が起きた年と、平沢が死刑になったといわれた年が一致する。
 コンクリ殺人で逮捕できなかった少年の中に平沢の息子がいて、その人物が暴かれなかったので、平沢が釈放されていた可能性が大きい。
 当時の犯行に使われたコンクリは、主犯格の少年が働いていた店から調達したものだったという。少年には、コンクリを使う知識があったということだが、その店が調達したのは、A首相が社長をしているAセメントであったらしい。
 この事件を実名で報道した週刊B社は、この事件がI知事の命令によるものと知っていたが、報道し、売上を伸ばした。I知事と週刊B社の関係はいつもそうである。I知事に芥川賞を受賞させた出版社なので、そういう関係はもちつもたれつであると思われる。

 帝銀事件の目的

 帝銀事件の目的は何だったのだろう。
 犯人が731部隊の者であるというところから、何らかの人体実験だった可能性が高い。