宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 30-57    上野公園ボート池男性殺人事件のづつき

 W・ブッシュの狙いは、被害者をフセインに仕立てることだった

 国府田は、K泉から上野公園に行けば金をやる、といわれて上野公園に行った。そこでI原慎太郎にトイレ内で殺害されたが生き返った。
 しかし、I原は、国府田の遺体(本当は生きている)が発見された後、公開捜査をしようと警察に持ちかけ公開捜査を発表した。被害者が殺害されてもいないのに、である。しかし、これには裏があり、K泉は当時、フセインとしてアメリカからマークされていた。そこで、自分よりフセインのイメージに近い男で国府田に金をやるから上野に行ってこい、と命令し、公開捜査になったので、被害者がフセインではないか、と疑わせるために似顔絵を公表した。
 この事件の後、I原がイラクに行った。よくもあんな人を殺したな、と言われていると思い込み、日本にいられなくなったというのが理由らしい。
 イラクではフセインは誰だ、と聞かれ、自分だと答え、処刑されたことにして逃がされた。
 W・ブッシュ(上裕)が仲間だったので、本当に殺しては自分たちにとっても都合が悪いからである。また、公開捜査の似顔絵を描いたのも、W・ブッシュで上裕が扮する婦人警官で、上裕の狙いは、I山英太郎をフセインに仕立て上げることだったと考えられる。
 K泉とブッシュの関係は、今ひとつだが、夫婦か親子である。
 実はK泉は女だった。
 
 また、国府田の妻は、上裕と同一人物で、たまにK泉が代役をしていた。
 上裕が国府田と結婚した目的は、I山英太郎(I田大作)の財産である、と半ば広言していたようなものだった。
 国府田をフセインに仕立て上げ、いつ殺して財産を奪ってもいいように、I山に対する悪い噂をばら撒く必要があったのだろう。

 フセインは自分自身で自分を通報し懸賞金をもらった
 
 もうひとつの理由は、K泉がフセインとして逮捕されるのを逃れようとしたことである。
 フセインは、9.11のテロの後、T田敬子という女によって通報され、武田は懸賞金をもらったが、T田敬子はフセインと同一人物者である。
 フセインの通報をしてフセインが懸賞金を得たわけだが、当初、アメリカの捜査では、首謀者はオサマビン・ラディン師だったはずである。
 しかし、T田敬子の通報により、それがフセインと差し替えられた。
 何故、T田がオサマビン・ラディン師をかばったかというと、オサマビン・ラディン師がフセインの息子だからである。フセインはオサマビン・ラディン師の母親であり、いざとなったら、それをI山英太郎になすりつければいいや、と考えていた。
 懸賞金をせしめ、息子を助け、いざとなったら他人になすりつける、といった手法である。
 さらに、アメリカの大統領も仲間(上裕)でCIAのフセインを殺すわけにはいかず、I山英太郎になすりつければいいや、と考えていたのだろう。