宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 55    福島第一原発事故のつづき

 福島第一原発事故は核実験だった
 
 オバマ大統領は、2010年と2011年3月に、ニューメキシコで、新しい核実験を行い成功した、と発表している。
 福島第一原発が核実験であるかも知れない可能性が次のものである。
 
 オバマ大統領が発表した核実験は、
 臨界を伴わない「核兵器」が爆発したときに近い、超高温、超高圧の状態を作り、プルトニウムの反応を調べる、というものだ。

 一方、福島第一原発で爆発した原子炉は3基で、5号機、6号機は定期点検中だったため、爆発せず、爆発後の電源として使用した。また、稼動していた1~4号機のうち、2号機だけは、ブローアウトパネルを開放していたために爆発を免れたが、残りの3基は爆発した。
 1号機 爆発
 2号機 ブローアウトパネルを開放した
 3号機 爆発
 4号機 3号機から建屋を通じて水素が充満し爆発した
 
 1~4号機のうち、2号機はブローアウトパネルを開放して爆発を免れ、4号機は、隣の3号機のしわよせを食って爆発したということになる。

 1~6号機までの位置は、海側を背にして、
 5号機6号機が隣り合い、かなりの距離を置いて1~4号機と集中廃棄物処理施設のある場所となる。


 このような位置である。
 
 5号機 6号機        1号機2号機 3号機4号機 プール 

 このうち、1号機と2号機は、タービン建屋が繋がっていて、少し間隔を置いて3号機4号機が同じタービン建屋で繋がっている。

 1号機は爆発したが、タービン建屋の繋がっている2号機は爆発は繋がらなかったのは、ブローアウトパネルを開放していたためで、水素圧力が外に抜けたのだ。
 しかし、3号機4号機が共に爆発したのは、3号機の水素圧力が建屋を通じて充満したため、3号機のしわよせを食って4号機が爆発した。
 このことで何がわかるかというと、オバマ大統領の発表した、高温、高圧力の核実験の高温と圧力の二つの状態の違いが、1、2号機と3号、4号機にあてはまるからである。
 つまり、高圧力をかけて爆発したのが、ブローアウトパネルを開放しなかった3号、4号機の原子炉の方で、高温実験が1号機の方となり、高圧にならないために、ブローアウトパネルを開放して、高圧力になるのを防いだのだ。
 核実験に使用されたのは、1号機と3号機だ。そのため、4号機は、3
号機の水素が建屋を通じて充満した、という風にされている。
 また、高温実験であると思われる1号機2号機の爆発の原因は、燃料の高熱によるものである、という風に説明されている。
 核燃料収納被覆管の溶解によって核燃料ペレットが原子炉圧力容器の底に落ちる燃料溶解(高温)が起き、制御棒挿入部に穴が開き、およびシールが溶解損傷し、燃料の一部が格納容器に漏れ出すメルトスルーをした、とある。

 結局、爆発(1~4号機)の要因として、
’確舛痢峭眷」
格納容器の「水蒸気や水素など圧力」の急上昇
が格納容器の損傷と爆発を導いた、という。


 おそらく、
 高温 格納容器の損傷
 高圧 圧力容器の損傷
を誘導し、爆発した、ということだろう。

 実験は建屋単位だった

 1号機2号機は高温実験、3号機4号機は高温→圧力実験ということになり、建屋単位で実験をしたのではないかと考えられる。

 1号機、2号機の建屋を,箸掘3号機4号機の建屋を△箸垢譴弌↓,蝋皺喉圧力だが、パネルを開けて圧力を外へ逃がし、高温→圧力 マイナス圧力で、△諒?楼砧呂魍阿貌┐さず高温→圧力の実験だった、ということだろう。
 

 オバマ大統領は、ニューメキシコでの核実験という風に発表しているが、2011年3月といえば、3.11の時期とピッタリ一致する。また、実験の状態も、福島第一原発と同じであるといえる。
 福島がニューメキシコという地名に変わっただけだ。しかも、この後、イギリスで、1号機(高温実験)と3号機(高圧実験)の爆発の違いの様子をレポートした番組が放映されている。この番組では、1号機と3号機の爆発の瞬間の様子が克明に捉えられており、この画像はいったいどこから入手したものか、ということも気になる。
 そして、この番組が、実験の結果をレポートした番組なのではないのだろうか。

 「臨界を伴わない核兵器」というのは、原子炉の近くに埋められた爆発物を原子炉爆発の爆発材として誘導した、という意味にも取れるが、原子炉そのものを核兵器として捉え、配水管が破壊され使えなくなった原子炉が臨界に至る前に爆発した、という意味にも取れる。
 あるいは、巨大地震により、停止した原発が次第に復旧していく中で、再稼動しなかった基があり、原発を動かすために原発を使っていたものを、ディーゼル発電機を電源にしたが、この非常用ディーゼル発電機の中に爆弾が仕掛けられていて、その発電機が爆発して原発爆発を誘引した、という考え方もできるが、この場合、水素爆発による爆発とはいえない部分があり、発表とは違っていることになる。

 3号機はプルサーマルだった

 福島第一原発で、爆発が大きかった3号機は、プルサーマルを使用した原子炉だった。
 同じプルサーマルを使用している原発に、福井県もんじゅ玄海原発などがあるが、核廃棄物を再利用し、これにウランを混ぜて燃料にしているのがプルサーマル原発である。
 通常の低濃縮ウランを燃料に使用する原子炉よりも、爆発が大きかったのは当然といえる。
 
 チェルノブイリ原発事故は旧体制を崩壊させるためのものだったのか
 
 1986年4月26日1時23分に起きた、ソ連チェルノブイリ原発事故は、チェルネンコという人物を辞めさせる(実際にはチェルネンコは1985年3月10日に死去している)ための自作自演だった、という説が出ている。
 チェルネンコという人物は、ソ連の第7代最高指導者で第4代ソ連書記長だった。しかし、チェルネンコが死去したことにより、ゴルバチョフという新しく若い指導者が登場し(次の最高指導者)、チェルネンコは老人政治を終わらせた最後の人物ということになっている。
 つまり、チェルノブイリ原発事故は、ゴルバチョフ政権下で起きた事故ということになるが、その後、ペレストロイカグラスノスチで、新しい政治が始まり、国名もロシアに変更されている。
 新執行部の自作自演で事故を起こして旧体制者を追いやろう、とした、という動機があると思われるが、このソ連の時の実行者たちが、日本に来て同じことをして福島第一原発事故を起こして政権交代を企んだ、という可能性も出てくる。
 それを複数の人物が知り、核実験だ、という見方をする者もいたということなのかも知れない(そのためにわざわざプルサーマル原発を選んだ?)。 
 
 復讐なのか
 
 チェルネンコの死亡した日は、3月10日である。福島第一原発事故が起きたのは3月14日だが、その事故を誘引した巨大地震が起きたのは3月11日である。これは、偶然なのだろうか。
 もし、巨大地震原発事故も、何者かが企んだものだったとしたら、原発事故はチェルネンコの復讐だった、という可能性も出てくる。
 チェルネンコが死去した後、世界的に新しい世の中がやってきた。しかし、最近は再び旧体制の世の中となっている。これでは、死んだ甲斐がない、チェルノブイリ原発事故(チェルノブイリウクライナの北辺に位置しているという)を起こした意味がない、と実行犯たちが考え(よくも起こしたな、と非難されない為)、今度は日本で原発事故を起こしてその時の復讐にしよう、という意図があったのではないだろうか。
 
 実行犯はイラン人なのか
 
 チェルノブイリ原発事故が起きた、チェルノブイリとは、ウクライナ共和国の北辺に位置するという。そして、ウクライナは、近年ではとてもきれいに整備されている。ウクライナを整備した者はいったい誰なのだろう、とロシア人は長年思っていたらしい。しかし、最近になり、ウクライナを整備したのは、イラン人である、という説が出ている。
もし、本当にイラン人がウクライナにやって来て、荒れ果てた町を整備したのなら、原発事故を起こしたのはイラン人ではないか、という疑惑が当然持ち上がる。
 旧体制を崩壊させ、新しい世の中にしようとした時に、原発事故を起こしたその実行犯は、イラン人ではないか、ということだ。
 すなわち、それは、福島第一原発事故にもつながる。
 福島第一原発事故を起こしたのは、KGBのイラン人たちなのだろうか。