宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件    44‐3 竪川第一公園遺体遺棄事件のつづき

 
 被害者は瀬尾の方
 
 被害者は、瀬尾という男性で、N澤という人物とは同一人物ではないことがわかった。
 N澤は、以前同僚だった瀬尾さんを竪川第一公園に呼び出し、仲間(エリザベス女王)が殺害し、遺体を貨物列車で轢いてバラバラにしたのではないだろうか。あるいは、車で町工場まで運び、バラバラにした後ボストンバッグに入れて遺棄したのではないだろうか。
 N澤という人物は、イギリス王室の関係者であるので、イギリス風のボストンバッグを手に入れて瀬尾がN澤かその他に対して持っている情報が気に入らない、として殺害したのではないだろうか。
 
 犯人は警備員?
 
 N澤は、当時、コピーライターと同時に警備会社でも働いていたが、この警備会社は、オウムの逃走犯でもない人をN澤の口車に乗せられて警備会社ぐるみで、ある人をオウムの逃走犯であるとマークして、警備業界にウソの情報を流し続けていたようだ。
 この警備会社は、N動警備という会社であり、N澤は池袋のビルの施設警備員をしていたようだ。
 そして、このN動警備の社長が似顔絵の男の方の人物であるようだ。N澤は、女の方であると思われる。
 瀬尾さんという被害者は、オウムの逃走犯であるとN動警備から付きまとわれていた人の元同僚で、N澤から目をつけられていたと思われ、瀬尾さんもN動警備に入社したと思われ、N澤と社長がグルになり殺害・遺体遺棄に至ったのではないかと思われる。
 警備業界全体的にN澤が流したウソ情報に汚染されており、N澤がN動警備を退社してからも、オウム信者でもない人を疑う警備員が減らず、警備員の常識と化しているのが現実である。