宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 30    JR福知山線脱線事故の真相

●事件名
JR福知山線脱線事故の真相

●事件の概要
 2005年4月25日、午前9時18分頃、JR福知山線猪名寺塚口間で、列車が脱線し、死者100名以上を出した大規模な事故が起きた。
 当初は、乗用車と列車の衝突事故と報道されたが、その後、置石による事故、運転手のスピードの出しすぎ、ということになった。
 しかし、運転手の行動に不審な点もあり、その日は始発からオーバーランを2回していた。
 事故の起きた列車は、快速列車で、事故の前駅でもオーバーランをしていた。運転手は報告しなければならないことを無断で行ったりもしていて、暴走行為も認められた。
 運転手の座席には赤鉛筆が落ちていて、オーバーランが多かったことを車掌が無線で報告していたことを赤鉛筆でメモをとっていたものと見られた。
 当初の乗用車との衝突事故は、近くに踏み切りがない、ということで却下されているが、それでは列車の先頭に壊れた乗用車が置いてあった意味が全く不明である。


●事件の背景
 JR福知山線と競合していたのが阪急福知山線で、何かと比べられることも多かった。
 早めに輸送するためにスピードも要求されたに違いない。
 事故が起きた時には、振替輸送に阪急福知山線が使われた。
 もし、事故が起きても阪急福知山線があるから大丈夫、と運転手が考えていたとも思えるフシもあり、本当に事故だったのか疑問点も多い。

●犯人は誰か
 
 2005年4月25日午前9時18分頃、JR福知山線塚口猪名寺間で、列車の脱線事故が起こり、100人を超える死者が出た。
 この脱線事故は、事故が起きた当初の報道では、乗用車と列車の衝突と伝えられたが、後になりJR側が置石によるものと示唆し、初めの乗用車と列車の衝突という情報は消えてしまった。
 しかし、列車の先頭に壊れた乗用車が置かれており、乗用車と列車が衝突したことがわかっている。
 しかし、結果的に、運転手のミスが多かったことや、ダイヤに余裕がなくスピードを出していたことなどがいわれ、あやふやな結果となった。

 もし、故意に乗用車が置かれたものであるとすると、事故というよりテロである。乗用車があるのとないのでは大きな違いがある。

 乗用車説が消えた理由として、近くに踏み切りがなかったことが挙げられる。
 事故が起きた現場は、名神高速道路の下の少し先で、反対側の隣には駐車場がある。高速道路から落下させたか、駐車場の車が線路に柵を破って突入したか、は誰でも考えるが、そのような形跡はなかった。
 しかし、現場から2~300m先に電車の車庫がある。

 事故の後の工事車両はいったいどこから入ってきたのだろう。
 その車庫から入ってきたのではないだろうか。事故列車の先頭にあった乗用車も同様に、車庫から入ってきたのではないだろうか。
 
 快速電車が前駅を出発してから、次の電車まで2~4分位。しかし、犯人は前の電車が通過したのを見て、すぐに車を走らせて現場に車を乗り捨て逃走した。
 事故の起きた列車の運転手は、前の列車が、宝塚駅(事故の起きた列車は快速なので、宝塚-伊丹-尼崎に停車するが、前の列車は普通列車)を出発した頃に折り返し運転のため、車両を最後尾から前列に移動しなければならなかったが、3分間位、思いつめたようにずっと座ったままで、その後車掌に何か話しかけられても何も言わず不機嫌だったという。
 これは、今出発した普通列車の後に、いよいよ次は自分の列車だ、など思った際の思いつめではないかと思われる。

 運転手は、始発からオーバーランを3度程していて、振替輸送を想定してか、赤鉛筆を持っていた。事故などが起き、振り替え輸送をする時には、職員が赤ペンで振替輸送と切符に書くことになっている。事故列車の運転手の座席から赤鉛筆が発見されている。

 これは、事故が起きることを事前に予兆として感じていたか、大きな事故が待ちうけているせいで、行動が変だったことがわかる。運転手は、振替輸送のことで頭がいっぱいだったと思われる。 

 当初は、乗用車と列車の正面衝突の予定だったが、列車の運転手が車に人が乗っていなかったことに気づき、自分たちだけ死ぬのはいやだ、ということになり、急ブレーキをかけた。
 カーブでスピードを出していたのは、乗用車と衝突するためで、それを急遽変更したため、急ブレーキをかけ、それが二両目がマンションに突撃してしまった理由である。急ブレーキをかけたため、急ブレーキをかけた一両目に、ニ両目がぶつかりその衝撃で、マンションまで車両が吹っ飛んだ。他の車両が曲がっていたのも、そのためである。
 乗用車と列車の正面衝突の案を出したのは、菊地直子であるといわれる。
 乗用車の主に正面衝突の命令をしたのはK元首相だが、裏に愛人の菊地直子の提案があった。