宝財探偵所の迷宮事件

宝財探偵所が未解決事件に挑みます。

宝財探偵所の迷宮事件 ①-240 9.11同時テロ事件のつづき

 K正会のいう運だめ法案とは

 人に恩を売るといいことがある、というS学会の思想が法案化された、といってK正会がしきりに他人に恩を売ることばかりしていた時期があった。
 この宗教団体は、何故そんなにも他人に恩を売らなければならなかったのだろうか。
 これは、よく犯罪人にみられる行動である。そのままでいると捕まってしまう恐れのある人が、誰でもいいから恩を売り、代わりに犯罪人に間違えられろ、とか、罪をなすりつけられないか、とか、何かやましいことがある人に見られる傾向であった。

 この頃と前後して、オウム真理教に対する破防法案や団体規正法などが議論され、新法を作る案も出されている。
 しかし、破壊活動防止法案や団体規制法などは、「将来オウム真理教が暴力主義的破壊活動を行う恐れがあると認められるに足りるだけの充分な理由がない」として、公安からの請求を公安審査委員会が棄却している。新法についても論議されだが、無差別殺人を行った集団(オウム真理教とは特定していない)に対しての規制案が成立した。
 この裏にはS学会が、オウム真理教に対する破壊活動防止法の改正に反対したといういきさつがあったようだ。
 もし、K正会の恩売り思想により、その破防活動防止法案の改正やオウム真理教に対する規制案が成立しなかったとしたら、K正会は、他人に恩を売ることにより、法案が成立するのを阻止したのではないか、という疑いも出てくる。
 オウムに対する法案はその当時、ひとつも成立していなかった(その後、規正法が成立している)。

 その後のオウム真理教が与えた社会への迷惑を考えれば、将来的にその恐れがあるかどうかわからない、と言った公安審査委員会の暴力主義的な人には妙に気を使う役人の弱点が暴露されたも同然の言葉であるといえる。

 このオウムをかばいだてしていたのはS学会だが、K正会もS学会で、K正会には、オウム信者と関係のある信者の身内(関係者)が入信している。
 
 その後、S学会などによる八の字にしてやる、脳髄を奪ってやる、などの脅迫じみた噂が乱れ飛んでいた。人々は、体が弱くなるのではないかという強迫観念にさいなまれ出したのもこの頃である。K正会の会員であると思われるI知事が知事に就任してからは、その傾向はますますひどくなった(現在では80歳半ばを超えているI知事が当時、老人ボケにならないために、人々の脳髄を狙っていたのではないかと考えられる→若者に老人ボケの強迫観念が表われるのがそもそも変である)。
 
 オウム真理教に対する法が、今までに適用されたこともなく、オウムパワーが衰えを見せるどころか、町を歩けばオウムにあたるというようなオウムの世の中が到来した。というよりも、日本の体制そのものがオウムの天下になったに間違いがない。
 オウムではない者が警察から取り締まりを受け、それを間違いだと認めることもしなければ、図々しくついでに国の問題点をなすりつけようとする警察官だらけとなった。
 
 K正会
 K正会の幹部A元会長は、広島でローマカトリックの神父か司祭をしていた。K正会の会員は、A元会長の教会の元信者であるとか、何らかの関係者の団体であると思われる。
 信者には、オウムでタリバンのメンバーもいる。
 早川紀代秀は、オウムでタリバンのメンバーである。菊池直子と1986年頃、愛人関係を結び、菊地直子の紹介でオウムに入信したのではないだろうか。
 早川紀代秀で演歌歌手Mを取巻く人間関係でできている宗教であると思われる。従って、早川紀代秀を中心とする宗教団体である。
 元会長のA氏は、長崎県の教会で早川にキリストネームをつけた時の神父だった。

 女性信者と早川の関係は愛人関係、長崎県の信者は早川紀代秀が同じ長崎県出身者であること、タリバンの信者とは早川がタリバンのメンバーであることなどの共通点がある。
 オサマビン・ラディン師とは、長崎県の小学校で早川が同級生だった関係で、A元会長のことをオサマビン・ラディン師はお父さんと呼んでいた。
 アル・ムガシルであるTHE DのSも会員である。
 早川が歌謡コーラスグループのボーカルをしていた時のリーダーは、S学会の会員だったが、早川がソロになったため、早川はK正会の会員になり、リーダーはS学会として軽い対立をしていた。
 早川の娘もK正会の会員である。
 他に俳優のN谷という人物も会員である。